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(回答先: 過労死しそうな勤務医たち(うさぎの小部屋) 投稿者 下戸彩 日時 2007 年 2 月 20 日 23:18:36)
日本共産党系の労働組合連合会である医労連(日本医療労働組合連合会)が、今更のように何を言い出すのやら、という感じです。
遥かな昔から、勤務医の労働環境は劣悪でした。大学では研修医も医局の助手も病棟に住み込んで働くのがデフォルト。時々下宿に帰れれば良い方。激務にもかかわらずバイト含めた年収では同レベル学歴同年齢の中でほぼ最低でした。最初から負け組み決定だったんですよ。
1960年ごろから1970年ごろまで、ほんの10年間ほど開業医の黄金時代があったと聞いています。しかし1970年ごろから後は、開業しても薄利多売に徹するしか生きる道がなく、収入は全部把握されて節税もままならず、たとえ病気を押して働き続けても、貯金する余裕などないのが実状。
「先生。こんなに働いてるのに、どうして貯金が全く増えないんでしょう?」
開業したての私は、会計事務所の先生に、そう真顔で聞いたものです。
「まともに税金納めてたら、今の税制じゃ何にも残りませんよ。保険診療は収入を全部把握されるから、当然、可処分所得はわずかです。脱税も不可能。どこのお医者さんも皆同じですよ。開業1年目だけは税金が少ないから、そこで出来た貯金が全てです。それより増えないと覚悟してください。」
金を貯めて60前にリタイアするなど、夢のまた夢なのでした。
退職金はもらった事がなく、年金も(勤務医時代の制度不備で)ほぼ期待できません。このままでは死ぬまで働き続けないと生活できない見込みです。
それなのに、何を今更ぬかしやがる。この労働者階級の敵めが。
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