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(回答先: 日本はいまだに大東亜戦争を終えていないのではないですか。 投稿者 heart 日時 2007 年 2 月 20 日 21:58:03)
上記は、先日、「ガイサンシーとその姉妹たち」(http://www.cine.co.jp/gaishanxi/explanation.html)という映画及びその後のシンポジウムに行って知ったことを参考に書きました。
シンポジウムでは、自身も一度だけ上司の命令に従って中国人女性(拉致された女性)を輪姦したことがあるという近藤さんという方が、語ってくださいました(映画の中でも証言)。
なんでも、年齢の上の方の兵士から順番に一人の女性を輪姦していったそうです。
次はお前の番だ、と言われ、やったそうです。
その時は、女性に悪いとは思わなかったが、帰国後、子供を持ってから、酷いことをしたことに気付いたそうです。
拉致されたその女性はうつろに空(くう)を見つめていたそうです。
映画で証言した女性によると、一日に確か100回くらい(もっと多かったかもしれません;いずれにしろ、信じられないくらい何回もでした)兵士の相手をさせられたそうです。
おかげで体はボロボロになり、お腹・子宮を痛め、その時の後遺症で、戦後60年以上経った今でも子宮の病気とか精神病にかかっている人がいます。
被害女性らは当時10代がほとんどだったようです。
13歳とかもいたようです。
ガイサンシーとは、山西省一の美人を意味するそうですが、そう呼ばれた侯冬娥(コウトウガ)さんについては、美人との噂を聞きつけた日本兵らが、集団で、家を襲い、隠れていた彼女を、出てこなければ殺すと言って無理矢理連れ出したそうです。
彼女には、戦争で逃げ出した夫との間にできた赤ん坊がいましたが、その拉致のせいで、赤ん坊は餓死したそうです。
シンポジウムで体験を語ってくださった近藤さんは、他には、上で書いた、上官が赤ん坊を崖から落とし、母親も崖から身を投げたという話(目撃証言)もしてくださいました。
また、従軍慰安婦とは別の話ですが、縛られた中国人(捕虜か村人かは忘れました)に向かって真正面から胸めがけて突いて殺すという練習もさせられたそうです。
生きている人の首を斬るということも、練習として、やらされたそうです。
勇気を持って証言活動をしていらっしゃる近藤さんに対し、当時の上官らから、恥になることをしゃべるな、と電話(?)などで言われるそうです。
しかし近藤さんは、事実は事実であり、伝えていかなければならないと考えておられるとのことでした。
今の日本は確実に戦争に向かっている、ともおっしゃっていました。
私もなんとなくはそう感じていましたが、戦争を体験した人に言われると、本当にそうなのだな、と恐ろしく思いました。
危機感を持っている人は日本国民に1割ほどしかいないのではないか、ともおっしゃっていて、いやそれよりは多いだろう、と思いましたが、どうでしょうかね。
いずれにしろ、第二次世界大戦での悲痛な経験を生かさないのなら、それこそ非国民です。
抽象的な平和を叫ぶのはもうたくさん。
戦争につながる各種法案の廃絶、戦争推進内閣・政党の打倒をしないことには、本当の平和など獲得できません。
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