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なんだかだ言っても、自公腐敗政権を選び、石原暴都政を選択したのは他でもない、形式的には日本国民であり、東京都民である。恥ずかしいけれども本当のことだから仕方がない。この仕方のない現実が映画となって、海外でも話題になっているという。
以下は http://news.tbs.co.jp/20070216/headline/tbs_headline3495254.html からの転載。
日本の選挙に密着した映画が話題に
世界三大映画祭のひとつ、ドイツのベルリン映画祭で、日本の選挙をテーマに取り上げたドキュメンタリー作品が話題となっています。
この映画の舞台は、2005年の秋に行われた川崎市議会の補欠選挙です。自民党公認の新人候補者、山内和彦さんのいわゆる『どぶ板選挙』に密着、ノンフィクション作品として選挙の舞台裏を描いています。
ベルリン映画祭の招待作品に選ばれたこの映画は今回が世界で初めての上映で、今後、短縮版が欧米25カ国のテレビ局でも放映される予定です。
撮影や編集を自ら手がけたという想田和弘監督は、ニューヨークを拠点に活動していますが、すでに日本での上映の話も進んでいるということです。
「政治って何だろうとか、民主主義って何だろうとか、我々の代表を選ぶことって何だろうということについて、考える機会とか刺激、そこでディスカッションが起こるような、そういうことの機会になればすごい面白いなと」(想田和弘監督)
映画では候補者が政策を訴えるシーンはほとんどなく、名前を連呼して走る選挙カーや握手だけをし続ける日本独特の選挙戦に、観客らは驚いたり、まるでコメディ映画を見ているように大きな笑いも起こりました。
結局、山内さんは市会議員に当選しましたが、この春の選挙には出馬しないということです。
「異様だと感じた。選挙戦はまったく中身がなかったし、候補者は政治家ではなかったし・・・」(映画を見た男性)
「一瞬、笑っちゃうけど、実はまじめなメッセージが込められている映画ね」(映画を見た女性)
ある観客は、「日本人はこの映画をどう見るのか?」と真剣に問いかけてきました。選挙戦の一面を描いたドキュメンタリーとはいえ、政治家を選ぶ日本人の政治意識に厳しい目が注がれています。(16日08:36)
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