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http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070214/20070214_002.shtml
宮崎県の副知事人事問題で、渦中に置かれた1人、坂佳代子副知事(62)が13日、東国原(ひがしこくばる)英夫知事に辞表を提出した。15日付で辞任する。後任は、総務省出身で同県総務部長の河野俊嗣氏(42)の起用が有力。2人制導入や知事選の対立候補への就任打診、県職員アンケート騒動など、迷走を続けた東国原県政の副知事人選は、ようやく事態収拾に向かい始めた。
「私のプロジェクトチームの構想には(坂副知事は)入っていない。申し訳ないが辞めていただきたい」。13日夕、辞表を手に知事室を訪れた坂氏は東国原知事にこう引導を渡されたという。
その後の記者会見で、坂氏は前知事の安藤忠恕(ただひろ)被告(65)=事前収賄罪などで起訴=に請われて2005年10月に同県初の女性副知事となり、昨年秋以降は官製談合事件や鳥インフルエンザ問題などに、知事代理として対応に追われたことを振り返った。坂氏は「任期を全うしたかったが、知事の信任を得られなかった」と淡々と語った。
辞表を受け取った東国原知事は「辞任を踏まえ早急に検討する」としながらも、河野氏については「非常に聡明(そうめい)で人間的にも申し分ない」と太鼓判を押す。15日開会の県議会に提案する人事案件提出前に、副知事候補者の名前を議会に伝える“根回し”についても「可能性はゼロではない」としている。
だが、県議会最大会派の自民県議団からは、東国原知事が同党推薦の対立候補だった元経済産業省課長、持永哲志氏(46)の副知事起用を断念したことに不満の声も。ある自民県議は「うちはキャンセルされた方だ。『あんなことが続けば宮崎県の信用を失うよ』と言いたい」と語った。
=2007/02/14付 西日本新聞朝刊=
2007年02月14日10時35分
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