★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK30 > 1082.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
2007年02月14日
閑話休題 小泉と飯島
書くまでもないことであるが人の価値は肩書きで決まるものではない。肩書きを手放した後どのような生き方をするかによってその人の価値が決まる。
飯島勲という前小泉首相秘書官がいる。小泉氏が総理大臣の5年半、総理の権限を最大限に行使してマスコミを賑わせた男だ。その後の彼の言動を見ていると,いつまでたっても「小泉前総理秘書官」という肩書きを手放せないようだ。よほどおいしい思いをしたのだろう。
その飯島が小泉前首相の再登板は「100%ない」と話したということが2月11日の一部の全国紙に小さくのっていた。出身地である長野県辰野町での講演で話したという。彼に言われるまでもなく小泉前首相の再登板などあろうはずはない。たとえ小泉前首相に再登板の色気があったとしても、もはや小泉前首相にこの国の惨状を解決する能力も気力もない。今の日本の惨状が米国に従属した自分の政治のせいだという自覚は小泉元首相にはまったくないであろう。そんな小泉前首相に日本を回復させることは無理だ。もし自分の誤りを自覚しているのなら、再登板どころか一日もはやく逃げたほうがよい。まごまごしていると責任を追及されることになる。
だから飯島はそろそろ小泉前首相の事を話すのをやめたほうがいい。夕張市の市長になり手がないならば自分が名乗りを上げてもよいなどと、メディアの注目をひきつけるような政治的言動を、もう取らないほうがいい。人間も賞味期限は確かにある。小泉前首相秘書官という権力を十分に楽しんだはずだ。もう生活に困らないほどの蓄えはあるのだろう。小泉前首相とともに、ただの人にもどって静かな人生を送ったらどうか。それが淋しいと思うのであればそれだけの人間だということだ。
http://www.amakiblog.com/archives/2007/02/14/#000260
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK30掲示板
フォローアップ: