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追及する赤旗に石原慎太郎が「白旗」?−数々の疑惑を指摘(週刊朝日2月23日号―http://www.excite.co.jp/News/magazine/MAG1/20070213/3/)の記事を、有田芳生さんの『酔醒漫録』が取り上げている。
以下は http://saeaki.blog.ocn.ne.jp/arita/2007/02/post_19d7.html からの引用。
2007/02/12
石原都知事は「白旗」をあげるか?
2月11日(日)朝からテレサ・テンの「淡々幽情」を聴きながら実務に読書。川上弘美さんから『ハズキさんのこと』(講談社)、『真鶴』(文藝春秋)が送られてきた。『酔醒漫録』を献本したことへのお礼だという。もちろんすでに読んでいる作品だが、サイン入りなのでうれしくなってくる。「サンデープロジェクト」で田原総一朗さんが石原慎太郎都知事に同情的だったが、ほかの出演者がズバズバと聞いているのはよかった。石原さんは風邪を引いているとはいえ、顔色が冴えない。共産党の出演者がコメントを挟んでいたが、四男は便宜を与えられていないかのように石原知事が発言したところで、間髪を入れずに具体的な指摘をするべきだった。明日発売される「週刊朝日」は「追及する赤旗に石原慎太郎が〈白旗〉?」という記事を載せている。そこでも四男が03年にヨーロッパに派遣されたときに55万円の公費が支出されたこと、04年にも約130万円の支出で再度ヨーロッパに行っていたことが書かれている。石原都知事は「ただ働きするような人間はそう簡単に見つからない」と何度も語ってきたが、「ただ働き」などしていない。03年のときには日当や支度料も払われていたのだ。そのあとの討論での民主党の発言には呆れた。前原誠司という政治家は内容に具体性がなく、まるで官僚答弁だ。結局のところ独自の都知事候補は暗礁に乗り上げたままであることはよくわかった。田原さんが共産党、社民党の野党3党で統一候補はできないのかと問うたとき、政党の数合わせではだめだと語ったこともこの政治家が現実のダイナミズムをまったくわかっていないことを露呈した。
アンチ石原都政を掲げ、具体的には東京オリンピック反対、庶民の台所「築地市場」を守れ、新銀行東京は破綻しているなどなどの政策で闘う無党派候補者が出馬すれば充分面白い選挙になるはずだ。それを野党が支援するならば、そこで生れるエネルギーこそ政党の枠組みを大きく乗り越えたものとなる。そのひとりとして田中康夫さんがいるのだが、民主党都連執行部にその意向はない。マスコミ報道が間違っているのは、「民主党の候補者としての田中康夫」という枠組みで可否が論じられていることだ。精神の自由を保持する田中康夫さんが独自に立候補することもできるからだ。夕方から池袋で週刊誌の女性編集者と会う。用事が終わり雑談をしているとき、「アリタさんにも参議院選挙への出馬依頼は来るでしょ」と聞かれたので「まったくないよ」と答えた。すると彼女は「もし来ても絶対に出ないでくださいよ」とさらに強調する。「どうして」と問うと「あんな仕事つまらないですよ」というのだ。社会に批判的な眼を持つ編集者ゆえの発言なのだが、世間にもそういった意識は広まっているのだろう。民主党が横峯さくらさんのお父様に立候補要請を行っている。名前さえ知られていれば誰でもいいのか。こんなことが当たり前になっているから政党への不信感はどんどんと広がっていく。西武のリブロでアル•ゴアの『不都合な真実』(ランダムハウス講談社)、内田樹『下流志向』(講談社)を買う。これからの政治課題の機軸は地球環境問題、教育、高齢者と若者の生活問題だと思う。コミック売り場で弘兼憲史さんの『加治隆介の議』を探すが1冊も置いていなかった。家に戻ってネットで探すとすでに文庫になっており「0円」「1円」というものまであった。送料を出せばあげますよということなのだろう。
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