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米朝協議直後に6者再開望む 認識が一致と訪朝の山崎氏
2007年01月13日13時26分
北朝鮮を訪問していた自民党の山崎拓安全保障調査会長は13日午前、平壌から空路北京に入り、同市内で記者会見した。山崎氏によると、9日からの平壌滞在中、宋日昊(ソン・イルホ)・日朝国交正常化交渉担当大使ら複数の要人と会談。その中で宋氏は、米国の北朝鮮への金融制裁をめぐる米朝協議が今月22日にも開かれるとの見通しを示したうえで、その後直ちに6者協議を再開することが望ましいとの認識で山崎氏と一致したという。
山崎氏によると、宋氏は「朝鮮半島の非核化は故金日成(キム・イルソン)主席の遺訓であり、その方針に変わりはない」と表明。そのうえで両氏は、北朝鮮の核計画放棄を盛り込んだ05年9月の6者協議の共同声明を一日も早く実現に移すべきだとの考えでも一致した。
また、02年に小泉首相(当時)と金正日(キム・ジョンイル)総書記が署名した「日朝平壌宣言」について、現在も有効であることを確認。宋氏は「近い将来に情勢の大きな変化があり、勇気をふるえば道が開かれる」と述べた。
一方、宋氏は2回目の核実験の可能性について「今後の米国の出方次第」と説明した。さらに、日本政府の制裁措置に強い不快感を示し、「断絶している日朝政府間交渉を再開する意思はない」と語ったという。
日本人拉致問題については、山崎氏が生存者の一日も早い帰国を求めたのに対し、宋氏は「解決済み」との従来の姿勢を強調。北朝鮮が拉致被害者の横田めぐみさんのものだと主張している遺骨の返還を求めた。山崎氏には、自民党山崎派の田野瀬良太郎衆院議員が同行した。両氏は13日午後、帰国する。
http://www.asahi.com/politics/update/0113/004.html
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