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今回の山崎拓議員の訪朝は総スカン状態だが、「平壌、北京、ワシントンのお膳立て」との情報も流れている。山拓訪朝のウラに何があるのか。
外務省の北朝鮮班長だった原田武夫氏に聞いた。
”元外務省北朝鮮班長に聞いた外交のウラ”
「北朝鮮が山崎議員を受け入れたのは、22日にニューヨークで行われる米朝金融協議を控え、米側に譲歩をうながすのが目的。”日本カード”を切るふりを見せることで、米国にさらに譲歩させる常套手段に出た。米国は、利権確保の点から日朝が独自で接近することを嫌っている。北朝鮮はそこを突いて揺さぶりをかけようとしている」
――山崎訪朝に成果はあるのか?
「北朝鮮が目立った譲歩をすることはない。安倍政権批判をさんざん聞かされて帰るのが関の山だろう」
――安倍首相が不機嫌なのはなぜ?
「独自の『日朝対話』カードを切れなくなったからではないか。昨年末から年始にかけて、官邸関係者の訪朝計画が駆け巡った。山崎議員に先を越されたことで、安倍総理が関係者を極秘に北朝鮮、あるいは中国に派遣し、交渉させるという取っておきのカードを切れなくなってしまった」
――安倍政権はどうすべきなのか?
「『二元外交』などとホゾを噛んでいる暇があるなら、政府はハイレベルな特使を派遣し、日朝間の扉を開けるべきだ。中国は北朝鮮の鉱物資源利権を確保し、米国は原子力と金融利権を確保しようとしている。日本もかつての『朝鮮特需』に近い効果をもたらす日朝国交正常化に動いた方がいい。それに連動して拉致問題の最終解決を迫るチャンスが出てくるのに、またしてもチャンスが遠ざかろうとしている」
”間もなく米朝関係は激変する”
――今年、北朝鮮問題はどう展開するのか?
「米国は、山崎議員に訪朝を誘いかけたとされる。日本に二元外交をやらせ、北朝鮮の直接接近を妨害しているとみるのが妥当だ。その一方で米国は、北朝鮮と金融協議でかなり詰めている。その内容は日本には一切伝えられない。米国は、北朝鮮と手を組んで、合意内容をいったん伏せた上で、世間的には『危機』をあおっていく。6カ国協議を崩壊させ、国連安保理で制裁議論を再燃させる中、無策の安倍政権に再び『鉄砲玉』の役割を担わせる。それに成功した直後、クリントンによる電撃訪朝、『大団円』というシナリオに走っていく。ワシントンの民主党周辺には、ハイレベルの訪朝団の派遣はすでに既定事項であり、あとはタイミングだけだという情報もある」
安倍首相のさらなる不機嫌な顔がもうすぐ見られることになるのか。
■この記事に関連する内容を原田武夫氏本人の肉声で聴くことができます(無償)。
h@selfstudy.biz に空メールを送ると、折り返しURLほかが届きます。
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