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1月12日付の「しんぶん赤旗」1面左に「他の事務所費実は別に計上/伊吹文科相 弁明は偽りだった/収支報告書の虚偽記載濃厚」の見出しが躍っている。
賃料のいらない議員会館に「主たる事務所」を置きながら巨額な「事務所費」を支出していた問題で、伊吹文部科学大臣は「東京と京都にある別の事務所の賃料を計上していた」と弁明していたが、実はこの弁明が「しんぶん赤旗」調べで偽りであったことが判明したという。
伊吹氏サイドの説明は、東京とは別に京都に事務所があってそこの賃料が年間計1800万ほどかかるというものだった。
ところが東京・平河町の「明友会」、京都市下京区にある自民党支部(支部長は伊吹氏)、同所にある「新風会」、また議員会館にある「明風会」など、伊吹氏関連の事務所は実際はそれぞれが別々に事務所費を計上しているのだ。
また伊吹氏側はまた「飲食費を含む会合費として300万〜400万円かかっている」などとしているが、これらも「組織活動費」として処理すべきで、資金流用そのものである。
以上が「しんぶん赤旗」の伊吹氏関連記事の概略であるが、電子版にアップされそれを転載できるのを今から楽しみにしている。どうしてこの事実が教基法改悪案審議の時に出てこなかったのか残念至極、この伊吹ならぬ「ウソ吹き」が、こともあろうに、国民に「規範意識」を説いていたのだから。
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