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(回答先: [kimi-net:0091] 『君が代不起立』全国草の根上映運動はじまる【百聞は一見に如かずです、是非ご覧を!】 投稿者 heart 日時 2007 年 1 月 11 日 13:32:03)
[kimi-net:0092] Re: 『君が代不起立』全国草の根上映運動はじまる
小金井の片山です。
先日、「国分寺で映画を観る会」のメンバー数人と試写で拝見しました。
いっしょに試写したのは西山正啓監督の『世直し準公選』です。
国分寺のメンバーは若いお母さんたちも多く、今、何ができるだろう、どのようにまわりに伝えていけるだろう、と真剣に思いをめぐらせています。
メンバーのひとりから感想が届いたので、お送りします。
結局、大きな上映会ではなく、国分寺や小平など、自分の住んで居る地域でそれぞれ小さな上映会をこの2.3月中に考えよう、ということになりました。
5月くらいには、ちょっと古い映画になりますが、『世直し準公選』などの映画を少し広く上映したいと話しています。
ちなみに小金井では『君が代不起立』を2/25に上映しよう、という計画があがっています。
もろに多摩地区が背景になる映画なので、多摩地域でどんどん小さな上映をやるべき、と思っています。
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『君が代不起立』は、根津先生を中心として、卒業式入学式の君が代斉唱で起立しなかったために処分を繰り返されている先生たちを非常に丁寧に取材していて、このことが特別な思想をもった一部の教師たちの問題ではなくて、子ども達の教育全体やこの国の民主主義の問題だということを明解に見せてくれるいいドキュメンタリーだなあと思いました。
特に、根津さんの話す言葉は静かで力のあるものでした。自宅から2時間の中学に転勤させられた上、4月から6月まで3ヶ月の停職という処分にあいながら、毎日かかさず校門前に座り続ける意志の強さばかりでなく、子ども達一人一人の言葉や行動に力づけられたり、傷ついたり、不安を感じたりする場面に、教師としての誇りとともに、一人の人間として揺れ動く側面がよくあらわれていて、見ているほうが動かされる。
このドキュメンタリーの力だなあと思いました。
「不当な処分」と言ってすませられない、それが一人の人間にとって意味するものを一部だけれど知ってしまったという感じです。(「停職3ヶ月というとたった4分の1だと思うかもしれないけど、給料は半分以下になるのよー」というお話もびっくりしました)
ただ、一緒に試写を見た仲間の間でも、タイトルで観客が限定されるのではないかという意見が多く出ました。私自身もタイトルのストレートさから想像していたものとは違ったという印象です(すみません!)。
人物がとても丁寧に描かれているので、作り方によっては、このことを全く自分の問題だと感じていない中高生や若い人たちにももっと届く映画になりうるんじゃないかなあと思いました。根津さんたちの人としての魅力にはそういう力があるんじゃないかなあと感じました。
自分が学校と縁遠くなってから、教育のことを他人事と思ってしまっていたことをあらためて感じます。今春から娘を小学校にあげるというタイミングでこの映画を見たことで、できるかぎりのことをしなくてはという気持ちを強く持ちました。ありがとうございます。
(小平市在住 女性)
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