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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070111-00000003-san-pol
イラク復興支援特別措置法に基づき、米軍など多国籍軍や国連の物資・人員の輸送任務を行っている航空自衛隊のC130輸送機を、バグダッド勤務の日本大使ら外交官らが昨年11月以降、定期的に“交通手段”として利用していることが10日、分かった。本来任務の需要が少ないためとみられるが、輸送機が外交官らの「空のタクシー」となっていることに疑問の声も上がっている。
イラク国内でテロが頻発するなど治安情勢が悪化し、バグダッド国際空港が閉鎖されていた昨年11月、外務省は、日本に一時帰国していた山口寿男駐イラク日本大使がバグダッドに戻るため防衛庁(当時)に輸送を要請。空自は同月20日、山口大使ら日本人外交官8人をクウェートからバグダッドの米軍基地「キャンプ・スミティ」に送り、交代の外交官をクウェートに運んだという。
従来、大使館員は隣国ヨルダンのアンマンから民航機を利用してバグダッドとの間を往復していたが、外務省関係者は「治安情勢次第で変わる」とし、「米軍基地利用で安全。経費もかからないことから今後も外交官の輸送機利用はありうる」と説明。防衛省も「(外交官輸送は)法的に問題はなく、要請を拒む理由はない」と外交官輸送を事実上認めた。
防衛省関係者によれば、その後も輸送機での外交官輸送は定期的に行われているといい、「省昇格で自衛隊の海外活動が『付随的任務』から『本来任務』に格上げされることを意識した活動だったのでは」との声も上がっている。
空自輸送機はクウェート−バグダッド間と、クウェート−南部タリル間を週2往復ずつ定期的に飛んでいるが、輸送内容の詳細は非公表。ここ数カ月は外交官輸送のほか、休暇や交代でイラクを出入りする米兵士らの輸送が中心で、防衛省幹部は「物資輸送の需要がないので仕方ないのでは」と話している。
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