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□安倍晋三内閣の支持率急落であの「ご老人」がやけに元気 [週刊文春]
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070110-01-0702.html
2007年1月10日
安倍晋三内閣の支持率急落であの「ご老人」がやけに元気
安倍内閣の支持率急落を横目に、昨年の自民党総裁選で有力候補と目されながら出馬を見送った福田康夫元官房長官が「なぜか近頃やけに元気」と評判だ。
外交好きの福田氏は、ブレーンと定期的に会食している。昨年末、その席に初めて、閣僚経験者の自民党中堅議員を連れて来た。話したのは専ら初参加の議員。「ポスト小泉」は誰がなっても対中関係の改善が最大の課題だったが、安倍晋三首相は就任直後に訪中。その評価について、同議員が長々と解説を始めたのだ。「もし福田さんが首相になって訪中していたら、必ず右寄りの勢力から『屈服外交』『媚中派』と攻撃され、国内世論は混乱していた。こういう仕事は、右寄りと見られている安倍さんがやるからうまくいく。福田さんはそれが分かっていたから、総裁選を辞退した。でも、安倍さんはやることやったから、もう役割は終わったとも言える」
要するに、福田氏の不出馬は外交と世論を見通した深謀遠慮で、総裁への意欲はあるし、「ポスト安倍」はいつでもOKと言わんばかりの内容だったのだが、当の福田氏は隣りで「うん、うん」うなずくだけで、言うに任せていたとか。出席者は「福田さんが自分で言えない本音を言わせるために連れて来たんだなと感じましたよ」と漏らす。
安倍氏の五十二歳に対し、福田氏は七十歳。政界では「あれほど期待を集めながら決断できなかったダメな人。年齢から言っても、次の選挙で議員秘書の長男に地盤を譲って引退だろう」という見方が大勢だったが、「安倍首相の体たらくを見て、ベテラン待望論が起きるかもしれないと色気が出てきたらしい」と修正せざるを得なくなった。
小泉純一郎前首相の靖国神社参拝を批判し、官邸内での確執は公然の秘密だったが、その小泉氏とも会談。「二人は、別に対立しているわけじゃない。飯島勲・前首相秘書官が間に入って邪魔しなければ、普通に話くらいしますよ」(福田氏周辺)。永田町では「飯島氏が流す小泉再登板説の真意を直接探ったのかも」という憶測を呼んだ。
その飯島氏が年末に出した著書『小泉官邸秘録』について、福田氏は親しい議員たちに「九割はでたらめ。僕も田中均・元外務審議官もほとんど出てこないだろ」と冷笑しているという。官房長官歴代最長在任記録の自信が、頭をもたげつつあるようだ。
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