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平和・自立・調和の日本をつくるために【4】森田実の言わねばならぬ)
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投稿者 天木ファン 日時 2007 年 1 月 06 日 12:39:48: 2nLReFHhGZ7P6
 

2007.1.5(その1)
森田実の言わねばならぬ[07年版・5]

平和・自立・調和の日本をつくるために【4】
2007年の課題は「平和と自立と格差是正」の政権をつくることにある
このためには野党間の信頼関係回復が急務だ。野党各党の指導者は“不信”に負けてはならぬ。危機を克服し野党共闘を再構築せよ

「小事に拘りて大事を忘るな」(日本の諺)

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 2006年秋の臨時国会は、安倍自公連立政権勝利、野党敗北に終わったという現実をわれわれは冷静に認めなければならない。その結果、野党は分断され、野党間の相互不信は深刻になっている。
 とりわけ野党第一党の民主党への他の野党の不信はきびしい。共産党は参院選での野党の選挙協力に背を向けわが道を進む構えである。国民新党は民主党に国会対策委員会人事の変更を求めている。民主党との選挙協力の熱は急速に冷めてきている。社民党も独自路線の方向を強めている。この状況を早急に改めなければならない。
 民主党内でも野党共闘反対派が立ち上がり、野党共闘を推進してきた小沢一郎代表に対する批判を強めている。渡部恒三民主党最高顧問は、昨年末、講演やテレビ番組で公然と小沢代表批判を展開した。渡部恒三氏のような影響力のある幹部が小沢代表に公然と反旗を翻したことは、民主党が容易ならざる危機に直面していることを意味する。
 しかし、民主党単独行動主義では何十年かかっても政権をとるのは困難である。野党連立政権の樹立が政権交代の早道である。小沢代表の路線が正しい。民主党が団結することを望む。
 いかなることがあろうとも、政権交代を諦めてはならぬ。いかなる困難があろうと、どんなに腹が立つことがあろうと、政権交代に向けて努力しなければならない。
 06年秋の臨時国会における野党敗北のしこりを引きずるべきではない。皆、プロの政治家だ。自らの相手に対する不信の念を抑制して、野党協力関係を修復すべきである。
 教育基本法改正をめぐる野党間の主義主張の違いは小異とはいえない事柄で、大変重要なことだが、しかし、過去にこだわって未来を失うことがあってはならない。
 2007年通常国会が1月25日に開会すると、参院選の投票日は7月22日となる。
 新しい年が始まるとともに選挙の季節に入った。選挙で勝利するためには野党協力が必要である。直ちに野党共闘のための話し合いに入るべきである。民主党は指導力を発揮する必要がある。民主党国対は通常国会開会前に総辞職し、新たな体制をつくり、野党共闘の再構築をはかるべきである。

http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03119.HTML

森田実の時代を斬る:
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/TEST03.HTML


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