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(回答先: ホワイトカラーエグゼンプション [ARK部屋] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 05 日 14:18:02)
残業代不払い法案、参議院選挙後に棚上げを許さない
格差社会 / 2007年01月05日
今日は党本部で旗開きが行われた。いよいよ仕事初めということになるが、昨年の国会で収集してきた資料の整理や分析に追われる。1月25日から始まる通常国会の最初の1カ月で、日本の政治の分水嶺が現れてくる。「安倍内閣」が参議院選挙までの短期政権で終わるのかどうかも、ほぼ決まると言っていい。ホワイトカラー・エクゼンプション(残業代不払い法案=労基法改悪)があまりに不評のために、与党内では「参議院選挙に不利だ。選挙後に先送りすべき」という論調が頭をもたげているようだ。
政権政党なら、堂々と政策を掲げて民意を問えと言いたい。「消費税率アップ」「残業代不払い法案」などを棚上げして、参議院選挙で自公過半数を確保したとたんに棚卸しをするというのでは、あまりにも見え透いている。「国民」と「選挙」をなめた「後出しジャンケン」にひっかからないようにするためには、通常国会の論戦で徹底的に与党の意図をあぶり出すべきだろう。
ワーキングプアと格差社会さらに拡げる結果となるホワイトカラーエグゼンプション(残業代未払い法案)を撤回するのか、選挙まで一時棚上げするのか、そこを問うべきだと思う。「人の噂も75日」で、3カ月もすればたいがいのことを忘れてくれるのが、与党にとって都合がいい「日本の有権者」だという侮りがある。しかし、残念なことに「半面の真実」でもあるのだ。
明らかに「棚上げ」していても、ごまかす技術に彼らは長けている。「私の顔が嘘をつく顔に見えますか」とまで言った中曽根元首相は、選挙後に前言を翻して大型間接税の導入をはかった。「あいまいイズム」で「何とも申し上げません」「今は考えていません」「国会をはじめとした国民の皆さんの意見を聞いて検討すべき課題だと思います」などと言い続けて、選挙までに波風を立てないことが懸命だ。
しかし、この作戦も新聞で堂々と報じられているのだ。昨年の臨時国会であんなに反対の強かった教育基本法を強行採決したのも、理由はただひとつ。「07年は選挙の年だから」と言うのだからあきれてしまう。「選挙だから」「選挙後に先送り」などと報道されている国の有権者は、とことん愚弄されていると言うしかない。
与党が棚上げしたくても出来ないように、棚を外してしまうのが一番だ。「残業代ゼロ法案」も改憲して「国家主権」の国になれば、下々の者が口を出す問題ではないと異議申し立ても一蹴される。労働組合をつくって抵抗するのも、「公徳心がない輩の権利の濫用、みんな我慢しているのに協調性がない」とつまみ出されて力で封じ込められるのがオチだ。安倍政権が「憲法」をテーマにしたいのであれば、残業代が保証される労働法制も日本国憲法を土台にして定着していることを明らかにしていきたい。
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/d891b823bc6e792d531f93e6891e49cf
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