★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK29 > 693.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
【東京】在日米軍再編の最終報告に盛り込まれた米軍キャンプ・ハンセンの共同使用で、日米両政府は四日までに、自衛隊による在日米軍基地の使用を規定した日米地位協定二条四項(a)に基づく事務レベル協議に、今月中にも着手する方針を固めた。日米合同委員会で合意し、早ければ二〇〇六年度中に陸自第一混成団(那覇市)がハンセンで訓練を始める。
在沖米軍専用基地内の日米共同使用は初めて。米軍再編で示された自衛隊と米軍の一体化の方向性が、沖縄でも具体化することになる。
同基地内では米海兵隊第三海兵師団と陸自による共同訓練も検討。武器・弾薬の管理や指揮系統に関する協議を進め、〇七年度以降に詳細な計画を詰める。
防衛施設庁は一月中旬にも関係自治体に概要を説明する予定だが、恩納村議会などは負担増を理由に反発しており、訓練開始は〇七年度にずれ込む可能性もある。
ハンセンの陸自使用は「第一段階」として一混が機関銃、対戦車火器、迫撃砲などの実弾射撃訓練を想定。訓練に適した施設を同基地内に特定し、使用期限を設定する。「第二段階」で海兵隊との共同訓練に発展させ、陸自の練度や米軍との相互運用性を向上させる。
現在は県内に陸自の実弾射撃訓練施設がないため、一混は年四、五回の頻度で九州の自衛隊演習場を使用している。二十九日から二月十日までの十三日間、自衛隊大矢野原演習場(熊本県)で在沖米海兵隊との共同訓練に初めて参加する。
自衛隊内には同演習場での共同訓練で日米の指揮系統が別々であることを踏まえ「実弾や薬きょうの管理など訓練上の規則で日米に大きな違いがあるため、実質的な共同訓練は難しいのではないか」(陸自関係者)との見方もある。
一方、恩納村議会は〇六年五月、共同使用で騒音、異臭、山火事、漁業被害、流弾事故などの悪影響が考えられるとして「明らかに負担増」とする意見書を全会一致で可決。県、金武町、宜野座村も現時点では共同使用を容認していない。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200701051300_01.html
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK29掲示板
フォローアップ: