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ダークサイドオブ小泉純一郎 選挙本部長が元ヤクザ編
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投稿者 国際評論家小野寺光一 日時 2007 年 1 月 04 日 06:25:25: 9HcMfx8mclwmk
 

国際評論家小野寺光一の「政治経済の真実」メールマガジン
http://www.mag2.com/m/0000154606.html
まぐまぐ大賞政治部門第一位!わかりやすい!面白い!得をする!政治経済の裏にある「あなたが絶対に知らない」ような情報を発信します。
このマガジンを読むと政治経済の謎が解けるでしょう。
独創的な情報分析マガジンです。
過去記事http://blog.mag2.com/m/log/0000154606

参考となるデータ(小泉選挙本部長編)


http://www.amazon.co.jp/
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31672915

ダークサイドオブ小泉純一郎 洋泉社
岩崎大輔著 (フライデー記者5年間の集大成の本)
より
小泉政権を理解するためには必須の本。


「どんなご用件ですか」

この老人は竹内清という。

さまざまな人々からの証言から浮かび上がってきたのは、
竹内と横須賀を裏から仕切る
広域暴力団の稲川会との浅からぬ関係だった。

竹内は、稲川会のなかでも一目おかれる横須賀一家の構成員だったというのだ。

私は、小泉の選挙対策本部長が、ヤクザであったことを記事にすることを
フライデー編集部に打診した。

担当編集者の返事は
「何か具体的な証拠をつかんでくれ」

32ページ
さっそく竹内の出目を証拠付けするために、
裏社会に強いベテランのある記者に相談をした。
ベテランの味というか、さすがというべきか、
その記者はあっという間に、指定広域暴力団、稲川会の三代目
稲川裕鉱会長の襲名披露の名簿を入手することに
成功した。
するとその名簿の中には、おどろおどろしい墨の
書体で、「竹内清」の名前がしっかりと記されていた。

われわれも取材を進めていく過程で、
1980年ごろの稲川会の構成員の名簿を閲覧することが
できた。
その古びた名簿は、年賀状の発送などに使われる住所録のようだった。
全国の稲川会の系列の組が列挙され、「横須賀」のページには、
「横須賀一家」とあり、その中に竹内清とあった。
さらに1984年2月発刊の藤田五郎取材執筆による任侠大百科
という全国のヤクザを一覧にした事典にも、横須賀一家の欄に竹内清とある。

さらに、取材の過程で、竹内は、「裏社会の超大物」と
深い親交があることが判明した。
稲川会の二代目会長、石井進である。

42ページ
竹内氏宅で本人にインタビューをしたときのことである。

竹内先生が、「小泉首相の選対本部長をつとめられていたのは、
事実でしょうか?」
竹内「はい」
「もともと竹内先生は、青木さんというお名前で、当時は
赤線だった安浦一帯などを仕切っていたと聞いているのですが。」
竹内「私はぐれていましたからね。若いときはぐれていました。」

私は、名簿を取りだした。
稲川会3代目会長の襲名披露の名簿である。
「この資料では、「竹内清」と名前が載っているんですけれども。
竹内「どれ 見せてください」
「この名簿は組員ばかりが掲載されていると聞いていますが、
組員に登録されていたのではないですか?」

竹内「あります、あります。だったと思いますよ」

この名簿は稲川会の方しか載っていないものだそうですが?
と私は言った。
震えていた。恐ろしさとあわせ、名簿にある「竹内清」
の名前が自分のものであると本人がほぼ認めたからだ。

竹内先生には、刺青があるといわれていますが。
竹内「洗った、です」
私が洗ったの意味を理解していないとみると、自ら、左腕のワイシャツの
そでをめくって
ケロイド状の肌をみせた。「全部手術してこんなの」
すぐにそでを戻した。

140ページ
「川崎ではひどくやられた。初めてみる公明党の選挙運動のやり方に
あぜんとし、事務所の人間も手をこまねいているしかなかった。
横須賀事務所と連絡をとっても
これといった手立てがない。
しびれをきらせたある後援者が
やがて意を決したように
「これから公明党事務所に殴りこみにいく」と息まきはじめた。
その後援者の背後には、付き人のような
若い衆がいて、布につつまれた細長いものを抱えていた。
おそらく日本刀だったと思います。
みんなで「絶対やめてくれ」と
必死に止めたのを覚えています。

公明党の嫌がらせもひどいものだが、個人の資質の問題ではあるにせよ、
ご丁寧に日本刀まで準備するような輩が出入りしていたのも事実なのである。


あとがき
この本は、
小泉はこういう人間性ではないかと
私なりの想像をもとにテクテクと歩き回り、
取材で、その想像がこなごなになり
また新たな仮説を立て歩き回る。
という調査報道の取材方法に従っている。
情報公開を駆使して、登記簿をあげて、関係者を
丹念に聞き込み、丁寧につみあげる。
その手法しか私は知らない。
この膨大なデータは役立つものであると胸を張っている。
横須賀の端から端まで歩いた。
以上
http://www.amazon.co.jp/
http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31672915

ダークサイドオブ小泉純一郎 洋泉社
岩崎大輔著
より

<アマゾンでの書評>

まっとう鯨(東京都千代田区)
緻密な取材の裏つせけを持つルポルダーシュの傑作, 2006/8/10

小泉が隠してきた暴力団との関係を取材するために、
暴力団だった人に取材している
ように、
著者は足を使って丹念に問題を追っている。
そして小泉がいかに汚れた政治家であるかについて、

週刊誌のライターとして苦労した結果が、この本の中に見事に結晶している。
記事の多くは週刊誌にまとめた記事に基づいていて、
調査報道というジャーナリズムの基本に従い、
噂ではない現場調査の持つ説得力に満ちていて、
小泉がいかに大衆とマスコミを誑かし、
インチキきわまる政治家だったかを実証している。

このような新年と執念で仕事をする記者が日本に十人いたら、
小泉政権は五年も持つことがなかっただろうと思う。

記者魂が生きている, 2006/6/15
大雪山の仙人(札幌市) -

情報操作された小泉の人気が余りにね高いので、マスコミはまともな発言
をやめてしまい、
日本には批判精神がなくなってしまった。

そんな中で勇気ある発言をしている著者の存在は貴重だ。
この本を注文した人の多くが、この本と『小泉純一郎と日本の病理』
の二冊を一緒に
読んでいるらしいということは、

今の時代にあって正解だと思う。

小泉純一郎にはダークサイドが余りにもあるのに、
どうして主流のジャーナリストはそれを追わないのだろうと、
その記者魂のなさに対して不思議な感じがする。

落差は大きい

小泉政治の本質を知るための良い手がかり, 2006/3/9
morimon(東京都江東区)
結構濃密な内容なのに、一気に読んでしまいました。

ホント、自分の足で取材して書いているという感じ。

横須賀の戦後史と小泉の来歴を絡み合わせていくところなんて、結構スリリングで、
ちょっとした推理小説のよう。

ともあれ、小泉政治の本質を知るための良い手がかりになる本だと思います。


なぜ今頃?, 2006/3/3
キッズレビュー
帯カバーを見て、小泉首相叩きの、ありがちな本かと思いきや
評伝として秀逸。
とくに1章と5章がよかったです。
竹内清との一問一答はぞくぞくしながら読みました。

5章の清の息子さんと著者との語り合いのなかに
小泉首相の冷酷な素顔を見た気がします。

小泉首相を知る上でこれはスタンダードになるかもしれません。
個人的にはもっと早く出ていればと思います。


足で書く、という重要性, 2006/3/2
坂田麿米蔵
一見、反権力のフリをして妄想を書き連ねただけの、ありがちな小泉批
判本かと思ったが、読んでみたらスクープネタ満載のとんでもない力作
だった。
著者自身、「小泉の本質は○○ではないか」という妄想に近い思いこみ
から取材を始めていることを認めているが、そこから先がただの批判者
とは大違い。

何度も何度も小泉の地元である横須賀に足を運び、ひたす
ら人から話を聞く。

言うだけなら簡単だが、こんなのとても
妄想や悪意だけでできる作業ではできない。

タイトルにある「ダーク」な世の本
質に、誠実さを武器に肉薄しようとする姿勢には、正直に好感が持て
た。


以上
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http://www.7andy.jp/books/detail?accd=31672915

ダークサイドオブ小泉純一郎 洋泉社
岩崎大輔著
より


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過去記事http://blog.mag2.com/m/log/0000154606
※小泉構造改革・売国奴・郵政民営化・道路公団民営化・猪瀬
飯島・竹中・外資の真相を明らかにする。

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