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2007.1.2
森田実の言わねばならぬ[07年版・2]
平和・自立・調和の日本をつくるために【1】
2007年の課題は、選挙を通じて政治の流れを変えることにある
反「自民・公明=創価学会」勢力を総結集して、安倍自公連立政権の独裁政治を止めなければならない
「修身斉家治国平天下」(『大学』)
[自分自身の知と徳と体を磨き、良き家庭をつくり、国民生活の向上をはかり、世界を平和にすること――これが人間社会の理想であり、政治の役割である。儒教の政治哲学を述べた言葉]
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【2007年1月1日の《森田実の時代を斬る》の「2007年の政治展望」は英文版でも発信しました。これから、可能な限り、全世界に向けて私の考えと分析を英語で発信していきたいと考えています――森田実】
平和・自立・格差是正を求める国民の2007年の最大の政治課題は、第21回参議院議員選挙における与野党逆転を実現することである。
自公連立政権は、いま衆議院で3分の2以上の議席をもち、参議院で過半数をもつ強大な独裁的政権である。かつては言論の自由を尊重する民主主義的政党だった自民党は、小泉前政権後は独裁政党に変質した。公明党は批判者に対して非寛容的な宗教団体・創価学会の政治部であり、言論の自由を尊重せず、本質的に非民主的な性格が強い。自公連立政権は批判意見・反対意見を頭から排除する非寛容な独裁的政権である。
小泉前政権はブッシュ政権のエピゴーネン政権だった。戦争と市場原理主義を振りかざす超大国米国のブッシュ政権の言うがままに動く反国民的政権だった。安倍政権は、この反国民的小泉政権を継承した。
日本が平和に生き、日本が格差なき繁栄を実現するためには、政権交代を実現し、民主党を中心とする野党連立政権を樹立する必要がある。自公連立政権は独裁化している。日本にはもはや政権交代を達成する以外に、平和・自立・調和・繁栄の国として生きていく方法はないのである。
政権交代を実現するためには「反自公」の国民大連合をつくる必要がある。とくに大切なことは野党協力を実現することである。まず「民主・社民・国民新党」の3党協力を実現し、その上で共産党とも部分協力の道を探るのがよいと思う。
第二に、国民レベルの「反自公国民連合」を結成にあたってカギを握るのは労働組合である。労働組合はいま自信喪失状況にあるが、労働組合本来の責務を果たすべきである。労働組合は経営者から自立して「わが道」を進むことができるか否かが問われている。
昨年11月19日の沖縄県知事選で勝敗を分けたのは、沖縄にあって強大な民間労組の去就だった――と沖縄で知事選を戦った民主党幹部は語っている。ある自民党幹部は「われわれが勝利できたのは労働組合のおかげです」と語っているという。民主党の大幹部は「ある巨大労組が自公の味方になって、非常に熱心に選挙運動をした。経営者に口説かれて協力したのだが、あんなに熱心に頑張られてはたまらない。労働組合なのだから、あれほど熱心に自公推薦候補の当選のために尽くさなくてもよいのに…と言いたくなる」と語った。
沖縄県知事選では、電力関係組合と一部の旧民社党系民間労組が、民主党など野党が推す候補ではなく、自民・公明側の候補のために働いた。労働組合がこのような野党に対する裏切り的行為をしているようでは、政権交代は夢のまた夢である。利敵行為を行った一部労働組合に対して猛省を促したい。今後は小沢一郎民主党代表の戦略に協力すべきである。
政権交代を実現するためには、労働組合は民主党など野党とともに進まなければならない。労働組合よ、覚醒せよ! 奮起せよ! 裏切るな!
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03116.HTML
森田実の時代を斬る:
*【2007年1月1日の《森田実の時代を斬る》の「2007年の政治展望」は英文版でも発信しました。これから、可能な限り、全世界に向けて私の考えと分析を英語で発信していきたいと考えています――森田実】
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/TEST03.HTML
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