| Tweet |
この殺害は、イラク情勢だけでなく中東情勢の更なる混乱・悪化を招く事を意図して行われたものと考える。私はこの選択に"焦り"があるのではないかと疑うのである。"焦り"を招いたのは米国民の厭戦気分の拡大とブッシュ政権不支持の拡大である。
恐らく、戦争を長く続ける事は容易な事と考えていたのではないのか。
戦争を継続できなければ"計画"を遂行する事は出来ない。これでは困る訳である。
既にイラク内の内紛を煽り、混乱化を進めてきたのであったが、如何せん米国内の戦争気分が冷えてきては堪らない訳である。
田中宇氏の国際ニュース解説でも詳しく語られている事ではあるが、
米国はイランとの戦争を望んでいるようだ。
http://www.tanakanews.com/
半年以内に米イラン戦争が始まる？
では、米国民の厭戦気分と戦争拒否さらに戦争阻止的政治行動としての民主党勝利にも拘らず、敢えてそれを無視して中東での戦争拡大に突っ走ろうとする"手負いの獅子”の様な"暴走戦車"の頭脳の意図するところは何であろうか？ その計画とは、目的とは何か？
それは米国帝国主義支配の最終的精算ではないのか。
それは経済軍事機構としての米国国家組織体と、聖地保持機構としてのイスラエル国家組織体を二大現実的形態として運営されて来たのであろうが、頭脳はこの二国の中に存していたとは限らないものであろう。
その内実はともあれ（それは我々には窺い知れない）、既にこの二大現実的形態には老化・衰退が進んできており、何らかの精算の行動を採らないと危機が支配的部分にまで及んでくる。
従って、危機の深化を、即ち、病気の深化を、致命的な死に至るまでに喰い止める必要がある。それ手段は、大規模な外科手術なのだ。手足を切断するような、病いに侵されて死んだ臓器を摘出するような外科手術なのだ。
それが大戦争すなわち大規模ゲリラ戦争なのだ。その力を借りて”外科手術”を断行するのだ。
本人が体の不調を一番よく知っているものである。他人は外見から判断して「お体の具合がお悪い様ですが？」と聞くだけであるが、名医でもない限り病状と寿命を判断する事は出来ない。
ところが、病者は病が深ければ、自らを待ち受ける運命を誰よりもよく知っているものなのである。
それはドラマチックな形が激しいほど効果が大きい。９・１１事件が一例である事は言うまでも無いが、その後のアフガニスタン戦争とイラク戦争も更に規模を大きくしたものでしかない。
今回は、これに留めて、
次回には、
『自然崩壊に任せる事を選択するのではなく、自らが先手を打って精算しなければならない動機』とは何か？ を論じたいと考えている。
皆様、良いお年をお迎えください。
世界平和を望む日本人に平和が到来する平成１９年でありますように。
２ ８１ ＋−
▲このページのＴＯＰへ HOME > 政治・選挙・ＮＨＫ29掲示板
フォローアップ:- "敵"を殲滅する事が本当の目的ではない戦争もあると言えよう。敵は戦友とか？ 本文なし。 新世紀人 2006/12/31 14:33:32
(0)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。