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以下は http://d.hatena.ne.jp/sava95/20061228/p1 から転載。
今朝の朝日新聞を写経。こういう記事をWEBに掲載しないところがホントに腹立たしい!
……………… ここから朝日新聞記事 ………………
「戦争を忘れちゃいけない」 引退する田英夫・参院議員
政界入り「平和のため」
参院議員を6期、通算34年務めた社民党の田英夫氏(83)が、来年の通常国会を最後に政界から引退する。旧社会党から全国区でトップ当選したのが71年。以来、社会民主連合(社民連)、社民党などへ移りながら、革新陣営の顔として「平和」を唱え続けてきた。いまの政治に対する思いを田氏に語ってもらった。
「05年3月に脳内出血で体が動かなくなり、言葉が不自由になった。来年の通常国会も登院できるか難しい。01年参院選で落選しており、政治家としては落第だ。繰り上げ当選したが、これでおしまいと考えていた」
平和を守ること、が信念だった。戦時中、ボートに爆薬を積んで敵艦に体当たりする海軍震洋特攻隊に属した体験からだ。TBS報道番組のキャスターとして活躍したが、ベトナム戦争をめぐり米国を批判したことに自民党が反発。田氏は降板し、政治家に転身した
「特攻隊で沖縄に配属されれば、間違いなく死んでいた。死んでいった戦友はたくさんいる。僕は死ななかったから、代弁しないといけない。平和とは結局、戦争をしないことだ。僕は平和のために議員になった。平和の大切さを言い続けたことが一つの達成だ」
78年には菅直人氏、江田五月氏らと社民連を結成した。「自民党政権の打倒」を政治目標に掲げ、公明、民社党などとの連携に努めた。社民連は93年の細川政権に参画したが、田氏は一線を画し、97年に社民党に復帰。野党第1党の民主党とは距離を置いてきた
「気に入らない社民党に戻ったのは、そのままでは社民党ゼロになるから。僕が行くところは他にはない。民主党はだめだ。自民党と社会党が一緒になっている成り立ちが問題だ。本当に政権をとろうとしていない。もっと激しく対決しないと、政権なんて無理だ。民主党との共闘で社民党や共産党の存在感も小さくなるばかり。二大政党制でなければならないというのは違う」
参院の存在感の低下が指摘されている
「今は選挙制度が衆院化している。カーボンコピーにならざるを得ず、今のままなら参院は要らない。ただ、衆院をチェックする、もう一つの院は必要だ」
初の戦後生まれの首相として安倍首相が誕生したが、不祥事が続く
「何となく流れで安倍首相を支持した人たちも、実際の首相を見て離れた。この傾向は今後も続く。安倍政権は長くない。首相自身もタカ派と言われる部分と、柔らかくいこうという部分があり、ぶれている」
自身の引退で「ますます戦争に近づく」と懸念する
「健康を理由に、平和を言い続けることができなくなるのが残念だ。安倍首相も含め、今の自民党の若い議員は戦争をすることがどういうことか分かっていない。戦争を知っている人がいなくなり、今は危ない。安倍君はもっと経験しないといけない。戦争被災者の体験談を聞きなさい。政治家・田英夫の最後の言葉は『戦争を忘れちゃいけない』だ」
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