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(回答先: 労働時間規制見直し、最終報告案が了承(JNNニュース) 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 12 月 27 日 20:29:36)
http://www.asahi.com/life/update/1227/015.htmlより転載。
残業代ゼロ「導入適当」 労政審
2006年12月27日22時16分
一定の年収以上の会社員を1日8時間の労働時間規制から外し、残業代をなくす「ホワイトカラー・エグゼンプション」について、労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)は27日、導入を適当とする報告書をまとめた。対象者の年収条件は「管理職の平均的な年収水準を勘案」とするにとどめ、具体的な金額は示さず、労働基準法の改正後に政省令で決めることにした。同省は来年の通常国会に法案を出す方針だが、与党からは来夏の参院選への影響を懸念し、慎重な対応を求める声も出ており、法案の行方は流動的だ。
報告書は、対象者の条件に(1)労働時間では成果を適切に評価できない(2)重要な権限・責任を伴う(3)仕事のやり方などを使用者に指示されない(4)年収が相当程度高い――の4点を挙げた。「管理職の一歩手前の人」を想定している。
労働組合側は、労働時間規制がなくなれば過労死が増えるなどとして、導入反対を強く主張。報告に「新たな制度の導入は認められないとの意見があった」との文言を入れることで、労組側も取りまとめには応じた。
一方で報告は、「導入企業ができるだけ広くなるよう配慮すべきだとの意見があった」と、年収条件を低くしたい経営側の意向にも言及。両論を併記することで導入の道筋だけはつけた形だ。
労組側が求めてきた、残業代の割増率の引き上げについても、「一定時間を超える時間外労働は現行(25%)より高い一定率を支払う」とし、具体的な数字は政省令に先送りする。
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【heart】
>具体的な金額は示さず、労働基準法の改正後に政省令で決めることにした
とりあえず法律改正だけ通してしまえ!
通してしまったら憲法違反だって何だって「合法」なんだから!
もし違憲だって訴えられたら?
心配する必要なんてない、裁判所だってこっちの手の内にあるんだから!
という奴らの思惑が透けて見える。
>与党からは来夏の参院選への影響を懸念し、慎重な対応を求める声も出ており
国民不在の政治。政治屋にとって、選挙だけが恐ろしい。国民なんて屁の河童。
そして、そんな政治屋の論理を無批判に報道するマスゴミ。
>報告に「新たな制度の導入は認められないとの意見があった」との文言を入れることで、労組側も取りまとめには応じた。
民主党が防衛<省>昇格法案について、
「(1)防衛相の補佐体制などのシビリアンコントロールの徹底(2)官製談合、情報流出事件など相次ぐ不祥事の徹底究明と規律保持(3)自衛隊の海外派遣に関する国会への十分な説明責任、など7項目の付帯決議」
を要求し、与党がそれを了承したのと同じ構図だ↓
付帯決議で国民の目をごまかす与党と民主党。付帯決議に法的拘束力なし!(http://www.asyura2.com/0610/senkyo28/msg/703.html)
民主党が求めた付帯決議は、こういう意見がありましたよ、程度のことを意味するにすぎず、何ら法的拘束力はない。
防衛庁問題の時の民主党の対応とその意義、今回の労組の対応とその意義。
いずれも、手打ちにすぎず、影響を受ける国民からすれば、無意味なものである。
政府も民主党も労組も、そしてそれを淡々と伝えるマスゴミも、国民をバカにしている。
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