★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK29 > 397.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: <沖縄密約報道>西山元記者の賠償訴訟、判決は来年3月―Yahoo毎日新聞 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 12 月 26 日 19:49:08)
沖縄返還35年目の真実/政府が今もひた隠す“密約”の正体
沖縄密約事件 / 2006-12-10 22:26:07
本日2006/12/10テレビ朝日午後2時〜の「ザ・スクープ」で表題の番組があった。
内容は幣ブログの2006.5.20「沖縄密約事件参考資料(3)」で紹介の下記をベースにその後の情報を付加して非核三原則の密約まで踏み込んだもの。
「2006.3.8(水)テレビ朝日 モーニング(現スーパーモーニング)で約30分、沖縄密約問題特集が放送されている。元毎日新聞記者の鳥越俊太郎がレポーターでこちらは緻密に作られていた。ビデオ録画から内容をメモしてみた」
本日の放送には鈴木宗男さんが、沖縄密約事件を国会で追及中ということで登場。
プーチンと鈴木さんが握手するシーンで二人の後ろに影のように寄り添うメガネをかけた佐藤優さんの映像が出た。
西山太吉氏、吉野文六氏など佐藤さんが月刊現代でインタビューしているキー・パーソンがもちろん登場しているが、東郷和彦氏の父君である東郷文彦外務事務次官も登場するなどテレビならではの貴重な映像資料が満載の番組であった。
佐藤さん、「テレビは見ない」とのことですが、これはどうでしょう。(民放は殆ど見る価値なしとは思いますがたまにテレビならではの貴重な報道歴史映像が出てきます)
そのほか、NHK、特にBSは良質な番組が多く、私などは必ずDVDに録画して目を通すのですが、佐藤さんのような専門家には不要なのでしょうか。
最近のNHKBSで放送されたロシア関係情報番組(NHK他BBCやフランス、ポワン・ド・ジュール取材の、「プーチン大統領とクレムリン〜メディア対策の舞台裏〜」や「ロシアの新興財閥の繁栄と没落の軌跡」や「ロシア沿海州高麗人少女の一夏」)などで、佐藤さんの記事に登場するオリガルヒ「ロシア・アルミニウム」のデリパスカ会長や、リトビネンコ事件で今話題のベレゾフスキー氏、スターリンの沿海州朝鮮族中央アジア強制移住の歴史と現状が登場します。
こういうものも佐藤さんの解説があったら面白いのにというのはぜいたくな望みでしょうか。
以下、今回の放送で印象的だった内容のみメモ。
----------------------------------
ザ・スクープ
沖縄返還35年目の真実
政府が今もひた隠す“密約”の正体
沖縄辺野古の海を見つめる西山氏。「ここに米軍基地ができるのか」
昭和47(1972)年は浅間山荘事件、日中国交正常化、札幌オリンピック歴史的な事件が次々と起こった年。
(佐藤栄作首相国会答弁)
国家の機密はあるのであり、機密保護法はぜひ必要だ。かねてからの私の持論だ。
(元毎日新聞記者 牧内氏)
沖縄返還は佐藤引退の花道。それにケチをつけた。今で言えば「国策捜査」なんだな。
(佐藤道夫:“情を通じ”発案の担当検事)
あれはどうだったんでしょう?
だって事実ですから。
(西山氏)
先週裁判で最終弁論あり、自分の思っていることを言えたと満足していた(鳥越談)
(密約否定のコメント)
*2002/6 福田官房長官
「密約は一切無いということを申し上げている。無いんです、密約は」
*2002/6 川口外務大臣
「事実関係として、そういう密約はない」
*2006/2 安倍官房長官
「まったくそうした密約はなかったと報告を受けている」
*2000年、米公文書で密約が見つかったとき、吉野元アメリカ局長に、外務省事務当局(局長以上クラス)からコンタクトあり。
「こういう問題が再燃したけれども、従来どおりの方式でいきましょう」
さらに河野外務大臣から直接電話があり、
「従来どおりの方式で行きましょう」
*2006/2 麻生外務大臣
「密約はなかったことにしてくれと河野さんが頼んだという話になっているが、そのようなことはなかった」
プーチンと握手する鈴木宗男さん、二人の後ろにメガネをかけた佐藤優さんの映像。
(ナレーション)
自身で外務省と深くかかわってきた鈴木宗男は、現在国会で、沖縄密約問題を追及している。
(鈴木宗男議員)
「事実は吉野さんの言うとおりと外務省も分かっている。一つはじければ100も200もという心配をしているんでしょうね」
(浅井基文氏:当時外務省条約課事務官)
外務省には戦後最大のスキャンダルとうかアクシデント。大小あわせれば密約がゴロゴロと。
(吉野文六氏)
もっと大きな密約があることをはっきりしておかなければいけない。
400万ドルではなく3億2000万ドル全部が掴みガネの密約。
非核三原則、沖縄は核抜き本土並み、のウソ
ケーススタディ文書(米が核の撤去を交渉材料に有利な条件を引き出す)
佐藤・ニクソン会談メモ(有事の際の持込協議)
(東郷文彦外務事務次官)
核を積んだ船が日本の港に入った、あるいは入るというようなことを我々のほうに言ってきたことは全然ありません。
事前協議が行われたことはないのだから、核の持込もなかったという論理。
しかし、事前協議そのものを骨抜きにする密約が。
ライシャワー駐日大使/大平外相密約
「通過は持ち込みにあたらない」
(当のライシャワー氏自身が認めている)
「日本の領海に核を積んだ船が頻繁に行き来している」
元毎日新聞記者・古森義久氏ライシャワーインタビュー
結論:西山スクープは巨大な密約の氷山の一角であった。
しかし、日本政府は今に至るも:
(2006/10/16安倍首相)
「国家としてこれからも非核三原則を守り抜く」
安倍の大叔父、佐藤栄作の非核三原則等平和への貢献に対する1974年ノーベル平和賞も虚構のうえに。
グアム基地移転費6000万ドルも同じことの延長に?
http://blog.goo.ne.jp/taraoaks624/e/d9252c76c915756f06ac207e2e0d90f7
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK29掲示板
フォローアップ: