★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK29 > 318.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
2006.12.23
森田実の言わねばならぬ[550]
安倍内閣徹底批判【39】
「安倍内閣支持率の急落」の意味を一面的に捉えてはならない――小泉内閣以来のやらせ政治への国民の怒りが、安倍批判の底流にあることを忘れてはならない。諸悪の根源が小泉「やらせ」政治にあることを国民は気づき始めている。安倍政権は「底のない杯」なのである
「玉の杯底無きが如し」(韓非子)
[外見はよいが役に立たないもの]
--------------------------------------------------------------------------------
マスコミの世論調査の読み方はワンパターンであり、ピントが外れている。安倍の小泉離れが不支持の真の原因ではなく小泉離れが不徹底だから支持率が急落しているのだ。
新聞社・通信社・放送局が行う世論調査のなかで、私は、時事通信社の調査が最も信頼できる調査だと思っている。調査方式が個別直接面接方式であり、電話調査よりも数段すぐれている。有効回答数が、他の報道機関よりも高いのも時事通信調査の長所である。
12月の時事通信世論調査では安倍内閣支持率は、41.9%まで急落した。12月15日の東京新聞朝刊の記事で、調査内容を紹介しよう。
《時事通信社が14日まとめた12月の世論調査結果によると、安倍内閣の支持率は41.9%で、前月に比べ9.5ポイントも下落した。10、11の両月は5割台だったが、政権発足3カ月で大きく割り込んだ。郵政造反組の自民党復党は「支持しない」が53.2%に上った。この問題や政府のタウンミーティングでの「やらせ質問」などが支持率の急落につながったとみられる。
調査は7日から10日にかけて、全国の成人男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回答率は67.3%だった。
安倍内閣の不支持率は27.0%で、前月比7.2ポイントアップ。政権発足以降、上昇が続いている。不支持の理由は「期待が持てない」が13.5%(前月比3.2ポイント増)とトップ。》
最近の世論調査における「安倍内閣支持率急落の原因」に関する各新聞社の分析は、「構造改革のトーンダウン」と「古い自民党への回帰」の2つに偏っている。まったくワンパターンである。情けないほど貧しい発想だ。ピントが外れている。新聞記者が思考停止に陥っている結果である。
内閣支持率急落の最大の原因は、国民が小泉「やらせ」(前)政権の情報操作で、騙されていたことに気づき始めたことにあると私は思う。
「やらせ」の政治は、嘘の政治である。小泉政治は嘘で固めた政治だった。国民は、嘘をついた政治家は絶対に許してはならない。とくに、それが首相であれば、その責任は徹底的に追及しなければならぬ。
小泉政治とは「やらせ政治」だった。国民を騙す政治だった。小泉前首相は逃げようとしてしている。絶対に逃がしてはならぬ。国会は小泉前首相を証人喚問すべきである。
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03101.HTML
森田実の時代を斬る:
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/TEST03.HTML
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK29掲示板
フォローアップ: