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負の遺産に苦しむ首相
安倍晋三首相が、小泉純一郎前首相が残した「負の遺産」に苦しみ続けている。安倍首相にとって、この負の遺産処理が政権発足当初からの課題。小泉政権下で悪化を極めた対中国、韓国関係改善問題では、政権発足早々の訪中、訪韓で一気にマイナスを解消したばかりか、逆に安倍内閣支持率アップにつながり、むしろ負の遺産が安倍内閣にとって幸い?した格好だ。ところが、それ以外は負の遺産がそのまま安倍政権の重荷になっている例が多い。
郵政造反組の自民党復党問題では、中川秀直幹事長が嫌われ役を買って出て、条件をつきつけ、無原則な復党ではないように装おうとしたが、結果的には世論調査での支持率大幅ダウンをもたらした。そこへ新たに降ってきたのが本間正明政府税調会長のスキャンダルだ。本間氏は小泉改革のエンジンと称された竹中平蔵前総務相を引っ張り上げた人として、小泉内閣では経済財政諮問会議の民間メンバーとして活躍。同会議が敷いた成長路線を安倍政権でも継続させるために政府税調会長にしたわけだ。ただ、政府税調会長の任命だけは安倍首相自身が行っただけに、辞任を求めるわけにもいかずすっかり窮地に。党内からは「このままでは支持率低下に歯止めがかからない」と悲鳴も。
「スポーツニッポン」12/20
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