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私の周りに,きわめて弱小ではあるが憲法問題を考える仲間ができた.細々ながら少しずつ温度が伝わるように周りに広げていければ,と願っている.
今回の話題は,その仲間の一人(K君)が国会前に座り込みに行ってきた時に仕入れてきた話である.だから話の真偽はそのK君に全面的に依存している.もし話が間違っていたら,K君の所為ということになるが,そういう伝聞で書くことをお断りと同時にお許し願いたい.
基本法が改悪された日,国会前には二千人ほど?の人が抗議のためにいたらしい.本来ならば十万人規模の抗議デモがあるべき事態なのに,これでは実に寂しい限りである.でもそれはまあ今日の話題ではない.
実は,K君によれば,今回の改悪基本法案を時間切れ廃案に持ち込むチャンスがあったらしいのだ.ポイントは4日間の会期延長法案.この動議が出されたタイミングが遅すぎて,審議引き延ばしで時間稼ぎをやれば,夜の12時を過ぎた所で時間切れ,とすることができたらしい.
この時間稼ぎとして必要な時間が何時間であったのか,今この場で詳しくはわからない.夕方からの数時間でよかったのか,あるいは丸一日必要だったのか,よく聞かなかった.だけどともかく,時間稼ぎをする機会はあったのだ.
ところが,民主党は本気でやらなかった.方法はいろいろあった.問責決議案,不信任案等々,いろいろぶつけて,時間稼ぎの牛歩戦術を行い,長時間演説で訴えればよかったのだ.ひょっとしたら成功したかも知れないし,失敗したかも知れない.結果はどうなろうと仕方がないが,問題は姿勢である.”本気度”が試されたのであるが,全く本気ではないことがばれてしまった.
民主党も本音は基本法を改悪したい奴が多かったからだろう.今回成立すれば,責任を自公与党の全面的責任に負わせることができる.それで形ばかりの反対をして見せただけのことなのだろう.あいにくだったな,ちゃんと見抜くことができたよ.ここで断固反対の姿勢を貫けば次の選挙で反自公票を結集できたのに,これではダメ.菅直人も小沢一郎も全面的に信用しない方がいい.この改悪がどんな意味を持つのか理解してないとしたら,それこそ政治家失格,理解していたとすれば裏切りの偽善者.改悪法案が通って国民にお詫びでもしたのか?
念のため書いておくが,国会に会期があることは実に重要な意味を持っている.もし会期というものがなければ,どんな法案も与党が出したものは通ってしまうことになる.時間制限,という安全弁を作って,一挙に流れ出すのを防ぐ役目を果たすのである.それを使うことは当然想定された権利である.そのために会期というものがあるのだ.民主党よ!覚えておれ!あんた達も同罪だ.
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