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自衛隊イラク派遣:初の「戦地」サマワ、陸自経費計740億円 砂漠用装備、割高に
イラク南部のサマワに2年半にわたって延べ5500人が駐留した陸上自衛隊の派遣経費は、総額約740億円に上る見込みであることが15日、防衛庁の調べで分かった。内訳は公表していないが、初の「戦地」派遣だったのに加え、砂漠という風土だったこともあり、装備品の購入・修理費の割合が高いという。
陸自のサマワ派遣期間は04年1月〜06年7月。経費は、(1)隊員600人の生活費や手当(2)装備品の購入、修理費(3)道路整備など復旧活動に要した金額−−などに大別され、05年度までに624億円が使われた。06年度の支出は確定していないが、116億円が見込まれている。
広大な宿営施設を建設したほか、無人偵察機を飛ばしたり、装輪装甲車を初めて国外に持って行くなど、今後も予想される海外派遣に向けた「実験」の意味合いもあった。
単純に比較は出来ないが、テロ特別措置法に基づき01年12月からインド洋に派遣されている海上自衛隊は、今年9月までに延べ1万300人を送り出し、経費は陸自より少ない504億円となっている。
政府・与党は、130億ドルの巨費を投じ、国際社会から「金だけ出して人を出さない」と評価されなかった90年からの湾岸危機・戦争と比べ、「イラク派遣はサマワ復興に貢献したと評価された。人的貢献が重要だということだ」(自民党国防族議員)としているが、陸自派遣の最終評価はイラク情勢の行方次第といえそうだ。【小山由宇】
毎日新聞 2006年12月16日 東京夕刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/archive/news/2006/12/16/20061216dde001010002000c.html
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