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外務省の西田恒夫外務審議官のカナダ大使転出が決まったが、外務省では谷内正太郎事務次官に次ぐNo・2だっただけに事実上の更迭との見方が強い。永田町で一般的に流さされている異動理由は、北朝鮮のミサイル発射問題をめぐり安倍首相と対立したことや、本人は否定したものの、政府・与党関係者への歯に衣(きぬ)着せぬ西田氏の発言が週刊誌に暴露されことだ。
だが、外務省関係者の間では、別の見方がある。というのも外務省では、第1次小泉内閣で起用された田中真紀子外相(当時)によってめちゃくちゃにされた外務省内の人事秩序を再び外務官僚の手に取り戻そうという思惑があり、その代表格が谷内氏というものだ。谷内氏は、閣僚同席でなければ首相に面会できないという安倍官邸のルールにもかかわらず、首相執務室にフリーパスで入れるほどの安倍首相側近。首相の絶大な信頼に加え、今回の省内のライバル・西田氏を更迭したことで、外務省内での谷内氏の力が一層強固なものになるのは間違いない。
防衛省では小泉前首相の信任を得た守屋武昌事務次官が、省内人事をてこに4年間も次官を続投し、省内を隠然たる力を誇示している。このため外務省内でも「谷内さんは第2の守屋さんになるのでは」と警戒の声が出始めている。
「スポーツニッポン」1/17
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