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2005年総選挙の真相
大波小波
自民党への復党問題で、国民の安倍政権への支持率が低下しただの、野田聖子議員VS佐藤ゆかり議員の女のバトルだのと、何かと喧しいが、郵政民営化をめぐる攻防が、「『改革派』対『守旧派』ではなく、『対米迎合派』対『国益擁護派』の闘いだった」(関岡英之著『奪われる日本』)ことを指摘するメディアのなんと少ないことか。
平沼赳夫議員は、郵政民営化反対理由のひとつに「年次改革要望書」の存在を挙げていた。『奪われる日本』を読めば、郵政民営化が米国の圧力によるものであり、竹中法案の問題点を疑問視し国益にならないとして民営化に反対する議員が多かったことがわかる。
この本は、ベストセラーのわりにマスコミにあまり取り上げられていない。女刺客を送り込まれ僅差で敗れた城内実氏は、郵政民営化準備室が米国の利害関係者とわずか1年間に17回も会っていたという重大証言を竹中大臣から引き出し、法案の準備の過程で米国の保険業界の圧力が加えられていたことを国会の場で明らかにした。
それにしても衆院本会議で5票差で可決、参院本会議で17票差で否決された法案をめぐって解散、民営化賛成か反対かに単純化しての総選挙、刺客派遣と小泉劇場の果たした罪は大きい。
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