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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070116-00000008-gen-ent
伊吹文明文科相の巨額の事務所費計上問題が、収まりがつかなくなってきた。会見で「やましいことは一切ない」と大見えを切った伊吹だが、次から次へと新たな疑惑が浮上している。
伊吹の事務所疑惑は、賃料がかからない議員会館に「資金管理団体の主たる事務所」を置きながら、4000万円を超える事務所費を計上していたというもの。
伊吹事務所は「議員会館とは別に東京や京都に事務所があり、家賃が年間1800万円ほどかかった」と言い、伊吹は会見で「領収書を取れないものもあり、人件費と事務所費でしか処理できない」と“居直って”いた。
しかし、都内平河町に事務所を構える伊吹の政治団体は222万円の事務所費を計上しているし、地元京都にある3団体も帳簿上は約800万円の事務所費を支出したことになっている。
しかも、議員会館に事務所を置く「構造改革研究会」はほとんど活動実態がないことも分かった。
これで「やましくない」とは、よくぞ言ったものだ。永田町の古参秘書が言う。
「伊吹氏は一部を飲食費に充てていたことも認めていて、『夜遅くの弁当代もある』とか言っていたが笑っちゃいます。政治資金収支報告書の政治活動費の中には『その他の経費』という項目があり、1回5万円以下の支出であれば、領収書なしでいい。年間の弁当代100万円と書いてもいいんです。冠婚葬祭の費用もここで明記すればいい。『領収書を取れないカネだから事務所費にした』なんて、子供の言い訳にもなりません。同じように巨額の事務所費が問題視されている松岡農水相も『事実に基づいて積み上げたもの』と言い、架空支出でなければ許されるような居直り方をしていたが、おかしい。辞任した佐田前行革担当相だって、『架空支出はなかったが付け替えがあった』として辞めたんですよ」
秘書経験があり、会計責任者を務めたこともある政治評論家の有馬晴海氏はこう言っている。
「総務省は政治資金収支報告書を集めて、公開するだけで、チェックしない。だから、表に出しにくいような支出は事務所費で落としてしまえ、という発想になるんです。銀座で遊んだカネも、子分にバラまいた裏金も事務所費にしておけば済む。しかも、何百万円単位で落とせるので、書類を作る方も楽なんです。でも、事務所費にドンブリ勘定が認められているのは、家賃に領収書はないからで、付け替えが認められているわけではない。伊吹氏の『事務所費でしか処理できない(金がある)』という言い方は、政治資金規正法を履き違えているし、法を作る大臣として失格です」
こんな大臣を許してはダメだ。
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