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奥谷禮子氏
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%A5%E8%B0%B7%E7%A6%AE%E5%AD%90
は日本郵政株式会社の社外取締役でもある。
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06/10/24 労働政策審議会労働条件分科会 第66回(議事録)
第66回 労働政策審議会労働条件分科会
日時 平成18年10月24日(火)17:00〜
場所 厚生労働省専用第18、19、20会議室
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/10/txt/s1024-3.txt
○長谷川委員 すべて日本の企業が、委員のような会社だったら、本当にみんな幸せだと思います。
そういう会社だけではないのです。…
これはそういう人の妻に聞いた話ですが、バタッと死ぬのだそうです。
これは過労死の特徴だそうです。日本の中で過労死とか、過労自殺がゼロになったら、この話はもっとお互いにできるのだと思います。しかし、現実に過労死とか、過労自殺があって、労災認定を受けたり、訴訟をやっている人もいるわけです。委員のような会社だったらないと思いますが、
日本の企業は北海道から沖縄まであるわけですから、守れなかったり、
労働者の健康管理ができない所にもあるわけです。だから、基準法で最低基準を決めましょうということなのです。
企業も会社の役員も、もっと労働者や中間管理者の健康を気遣って、
「駄目だぞ、このぐらいになったら働いちゃ駄目だ、休みなさい。あなたは今日はもう帰りなさい」というようにしたら、過労死や過労自殺はゼロになると思います。ところが、不幸なことに、我が国は過労死や過労自殺はゼロではなくて、むしろ増えています。
だから、労働時間の、特に深夜労働はどうなのかということを不幸なことに議論せざるを得ないというのが現実だと思います。
○奥谷委員 過労死まで行くというのは、やはり本人の自己管理ですよ。
○長谷川委員 でも自己管理だけではなく、会社も仕事をどんどん与えるのです。
○奥谷委員 でも、それをストップするというのも。
○長谷川委員 世の中は委員みたいな人ばかりではないのです。それが違うところなのです。
○奥谷委員 はっきり言って、労働者を甘やかしすぎだと思います。
○長谷川委員 管理者ですよ。管理者たちにそういうのが多いのです。
○奥谷委員 管理者も含めて、働いている一般労働者も含めて、全部他人の責任にするということは、甘やかしすぎですよ。
○長谷川委員 そんなことはないですよ。それは違います。
○奥谷委員 それはまた組合が甘やかしているからです。
○長谷川委員 そんなことはありません。
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