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比較的最近の投稿のリバイバルで恐縮ですが、
映画「善き人のためのソナタ」旧体制末期のハンガリーを描く いや〜 泣かされました
http://www.asyura2.com/08/reki01/msg/258.html
投稿者 どん兵衛 日時 2008 年 3 月 27 日 11:02:01: 7oUaiPRSj3bnA
ベルリンの壁が崩壊するまでのハンガリーも言論封鎖の時代で、反体制派と目される劇作家も当局の盗聴を24時間体制で受けていた。
そんな中、著作禁止を受け、失意の内に自殺した脚本家の遺曲(善き人のためのソナタ)が、ピアノで劇作家宅で演奏され、それを盗聴してしまった諜報部員(コードネームHGW XX/7)は、悪いことが出来なくなってしまった。反体制的な人物を密告することもやめてしまう
(ちなみに、レーニンは、
「ベートーベンの「熱情ソナタ」は革命のじゃまだ。それを聞いたら悪いことが出来なくなる。」
と言ってたらしい。)
それ以後、その諜報部員は、劇作家が西ドイツ向けにハンガリーの内部告発記事を流すのをわざと見逃した。
その情報は西ドイツに流れ、ベルリンの壁崩壊に寄与した。
数年後、その諜報部員は、盗聴を見逃した事が発覚し、郵便振り分け部署に左遷させられ、民主化後は郵便配達員になった。
その劇作家は自分も盗聴されていたはずだと思い、図書館で自分の盗聴はHGW XX/7がしていたのと気づく。
・・・・感動のラストに続く。
後半のクリップはネタバレ注意で、できれば全編見ていただいて、見てからどうぞ。
あなたも、「善き人のためのソナタ」を是非、お聞きになってみてください。
いや〜 泣いた泣いた!今も思い出して、目頭が熱くなってます。