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(回答先: 世界最大最狂の封建制度の共産党(中国共産党)が言うべき言葉か(歴史版から) 投稿者 忍 日時 2008 年 4 月 14 日 05:25:10)
オーム真理教について痛烈に批判している三橋一夫著『日本が狙われている―阪神大震災〜オウム事件を操る闇の勢力の正体』に詳しく書かれている。其れは、オーム真理教に説かれている「フリーメーソン」の内容は、如何に内輪の物であるかを説明されている。只、勘違いしているのは、オーム真理教は、初期仏教の定義をされているが全く違う。はっきりと「シバ」魔神を崇拝している悪魔インズー教である。インズ教の魔神は、基本的に殺人を扇動している神々で、佛教は、それらの神々を成敗する為に生まれた内容である。只、バラモン教でいう梵神が、導いて仏陀様が説かれた宗教であるが、其れに、反抗して不満のバラモン教徒に魔神「シバ」が導かれて出来たのがインズー教である。インズー教の神々は、天(佛天)に反抗してこの世に地獄を作る為に出来た宗教で、殺人を扇動している魔神であると。インズー教の神々の神話を読めば、恐ろしい神である事を理解できる内容であるが。週刊新潮又、この中のなんか『カリー』女魔神を紹介していた。週刊新潮が紹介した写真を見れば分かるが、この魔神の所に人間の骸骨が飾っている事があるのに、何故そんな恐ろしい神を紹介したのか分からない。相当昔の話(自分が啓蒙運動を行なってからの話だが、この10年の間の話だが)。オーム真理教は、初期仏教ではなく、完全なるインズー教である。
古代インド核戦争の謎と大魔神シヴァ (ムー・スーパー・ミステリー・ブックス) (新書)
飛鳥 昭雄 (著), 三神 たける (著)
http://books.yahoo.co.jp/book_detail/30815958
悪霊シヴァの起源
http://chaichai.campur.com/indozatugaku/rootsiva.html
殺戮の女神カーリー
http://chaichai.campur.com/indozatugaku/black.html
これらの神を神として信仰したオーム真理教を考えて下のマインド・コントロールを考えて欲しい。フリーメーソンの戦いは、基本的に、パウロ系列の保守世界基督教、途中でイスラム教も含んで神側とパリサイ派のユダヤ貴族のユダヤ教が形成されたフリーメーソンとの間の戦いであって、その中で神が認めていない悪霊宗教集団インズー教の系列の悪霊として扇動で入り込んだのがオーム真理教徒であると。シヴァ神が主神と言った時点で怪しい宗教団体と感じないと。
◎「洗脳」による支配は世界統一政府の専売特許
●悪魔のマインドコントロールはオーム独自のものか
オウムの顧問弁護士だった青山吉伸がまだ逮捕されていなかった時、ポロポロと供述を始めた逮捕者の事が新聞に出ると、青山はその人物に接見に行き、「尊師の事をしゃべると”無間地獄”に落ちるぞ」と、時には辺りに聞こえる大声でどなった。それをやられると、せっかく落ち始めた容疑者が口につぐんでしまうので、警察は大弱りだったという。青山自身も逮捕され、口が固いと目されていた早川紀代秀までがポツリポツリと供述を始め、地下鉄サリン事件をはじめ、「あれもやった」「これもやった」とあれこれの事件の自白が出てきた。だが、多くの場合、「尊師」ではなく「村井」が支持した、「村井」がやったと、責任は殺された村井へ、村井へと話が運ばれた。「尊師」の事となると、口を閉ざす者が多く、厚生省トップの林郁夫のように麻原とのやりとりまで供述する者は少なかった。
オウム信者にとっては、「尊師」に盾突く事は”無間地獄”に落ちる事である。『平家物語』や『太平記』の昔から語られていた無間地獄は、仏教では八大地獄の第八獄、つまり最もものすごい地獄である。そこでは間断なく苦しみが与えられるので「無間」と呼ばれる。読み書きの出来ない人々に仏教を伝える為に作られた地獄極楽図絵の無間地獄を見た子供は、夜眠れなくなるほど恐ろしがった。
そういう地獄絵図は、人の道を踏み外すと、こうなるぞと教えを説く為のものであったが、オームの無間地獄では「尊師」に逆らう者が無限の苦しみにさらされる。
オウムから脱出しようとした信徒には毒物を注射する。サティアンに設けられた蜂の巣のように小さく仕切った部屋に閉じ込める。オウムで信者を「出家」させる時の「修業」も、やはり独房に閉じ込め、えんえんと死体の場面が出てくるビデオを見せる。恐ろしい声のするテープを流す。眠らせない。ビデオの映像やテープの音声は、機械が出すものであって現実のものではないと、頭では分かっていても恐怖心は消えず、肉体的にも精神的にも疲労困憊の極に達する。
過去世に積んだ悪業を見せられるのだというが、業(カルマ)は人それぞれに異なるものであり、ビデオやテープといった画一的なもので見せられるはずがない(過去世の歴史は、其の人の合体した霊の行動の歴史である。人は現世の時しか学ぶ事が出来ない。だから、この世で一生懸命に魂の修業を学ばなければならないのです。この世の一回の歴史が未来の霊の生き方が決まるのです。未来は合体したの人の一生を見守るのが仕事なのです!忍)。
これは”無間地獄”の恐怖の先渡しである。身も心も衰弱し切り、もはや考える力が尽きたところに、麻原の声で「お布施するぞ。絶対にお布施するぞ、ハードにお布施するぞ」と連呼するテープを流し、メッセージを潜在意識にまで植え付けようとする(完全に悪魔的行動を取っている。こういう行動が無間地獄に落ちる!忍)。
これは強制的マインドコントロールである。この効果は絶大であった。こういうオウムのマインドコントロールがマスコミで明らかになる直前の事、「悪魔のマインドコントロールーー人類洗脳計画の全貌を暴く」という数十頁に及ぶ大特集をやった雑誌があった。オウムの「ヴァジラヤーナ・サッチャ」第7号(平成7年2月25日発行)だった。
●自分達の洗脳には触れないオウムのマインドコントロール叩き
オウムが槍玉に上げている洗脳(マインドコントロール)例の一つは、アメリカのタバコ制作会社フィリップ・モリスが、女優の黒木瞳を使った「ニコチン1ミリグラム」のタバコ広告である。同社は、「マルコポーロ」誌への広告不掲載を真先に宣言した企業だ。オウムがその広告について指摘した点は、次の通りである。
@「ワン・ワールド」(世界統一政府)を意味する「ONE」が前方に突き出される様に、
大きく書かれている。
A突き出されているタバコの箱が立体ではなく、カードの様な物で、これによって、全て
の人をカード管理する社会の到来を示す。
B黒木瞳という名が「ユダヤ教の奥義・カバラ」の「邪悪の木」を連想させる。
「黒木さんは、當に人々の『色欲』という暗黒球のエネルギーを高める『邪悪の木』の象徴として利用されている」。それに「瞳」という名は「フリーメーソンが最も好む象徴である」。この指摘が利いたのか、その後のフィリップ・モリスONEの広告は、レイアウトを変え、Aのタバコの箱は立体の箱と見える様に、角度を変えた写真を使っている。
又、既に他書で知られているが、5千円札の表はフリーメーソンの新渡戸稲造の肖像、菊の御紋(シュメール文明の正統を受け継いだユダヤの本当の神の紋章)を真二つに割り、メーソンの”目”が皇室を監視するデザイン。更に世界地図は日本が真中にない。紙幣の裏に映る山は富士山ではなく、ユダヤ人の祖先モーセが神から十戒を授けられたシナイ山という話(イエス様の存在を否定するならば、悪。でも、十戒そのものは否定することが出来ない。ユダヤ教徒のタルモード信仰している人をイエス様が否定したのであって十戒そのものは否定していない。運用的に形式化したのをその十戒の精神のあり方を説いたのがキリスト教である!忍)。
又、小学校低学年の理科(宇宙の大自然の真理の研究をさせる事を停止!忍)と社会科(社会道徳の勉強をさせない!忍)が廃止になり、代わって新設された生活科教科書の絵から「従順な家畜予備軍は作られていくのだ」と結論。
その他、マスコミの情報操作から洗脳技術(情報洪水で判断力を失わせろ。繰り返し、数字でだませ、多数決の原理、権威ある意見に従う、レッテルが判断を狂わせる、偏見が現実をゆがめる等々)、日本洗脳計画だったとされる「パネルーDージャパン」やロックフェラー(イルミナティ思想の持ち主!忍)に繋がるUSIS(文化交換局)、アジア財団(中曽根康弘氏、江田五月氏も含む)とCIA、国連セミナーの裏、アメリカ映画の効果、大前研一氏、国家レベルの洗脳法、エレクトロニクス・ゴースト、湾岸戦争で兵士が見た「夢」、仕掛けられたロス暴動、洗脳機械としての携帯電話、ハイテク洗脳技術・・・項目を上げればキリがないほど、多彩なマインドコントロールのあれこれを列挙している。
加えて、文明批評家の大田龍氏が日本に紹介した『沈黙の兵器』(データハウス刊)に述べられているマインドコントロールや『ユダヤ長老の議定書』からの訳文をそのまま掲載し、読者にマインドコントロールの恐ろしさを警告しようとしている。
當に、同志はマインドコントロールのスーパーマーケットのカタログである。ここでオウムは、マスコミなどを通じて言われている他団体がやっているマインドコントロールについては、誌上で激しく攻撃を加えているが、”無間地獄”の恐怖を植え付けている事や、電気物理的洗脳(ヘッドギアなど)と化学的洗脳(強制自白剤を含む薬物によるもの)など、オウム自身が実行しているマインドコントロールについては、一言も言及していない(要するに自分には厳しくない!忍)。
●米国の洗脳教育の立役者「ADL」(ユダヤ名誉毀損連盟)
遺伝子工学、生物化学、細菌学、プラズマなどの先進科学についてはよく知っているオウムだが、心理学や社会科学方面になると、オカルト少年かオカルトお宅族ぐらいの知識しか持ち合わせていないらしい。科学が進めば新しい手法が開発される。マインドコントロールとても同じである。そこで、洗脳とかマインドコントロールとかいうと、その「手法」に目を奪われがちだ。しかし、重要な事は、洗脳或いはマインドコントロールと云う事を、誰が何の目的でどのように進めて来たか、である。
一連のオウム報道の中で、スティーブ・ハッサンなる人物が紹介され、テレビにも出演した。ハッサンは、米国の統一協会員だったが、脱会して、現在はもっぱら統一協会脱会者の救出作業をやっているというユダヤ系アメリカ人である。彼は又ADLの会員でもあるという。ADLは正式にはAntiーDefamantion League of B’nai B’rithという。「ブナイ・ブリスの反名誉毀損防止連盟」である。人権擁護団体のように見える名前をもつこの団体は、日本人や中国人やベトナム人の人種的名誉毀損を防止する活動をしているのではない。1843年に設立したこの団体の目的は「反ユダヤ感情の成長を予防し停止させる」事にあると明言している。
ブナイ・ブリスは「契約の子供達」を意味するヘブライ語で、こちらは「純米国生れの団体」と称しながら、ドイツをはじめ世界各国に存在している。ブナイ・ブリスの活動家達は、日々の出来事を捉え、反ユダヤの人々の撲滅に全力を振るっている(文藝春秋社の「マルコポーロ」事件を契機として、ADLは日本支部を設けたようで、そう名乗る者が出没している)。
大統領になったフランクリン・デラノ・ルーズベルトは、ブナイ・ブリスのニューヨーク支部長だった。
●米国の教育(共産主義教育)をほぼ全面的に採用した日本の戦後教育は「洗脳教育」だった
ADLの創立は、1913年である。現在強力な力を持っているADLが、ユダヤに批判的な人々に対して、どんなに「泣く子も黙る」活動をしているかについては、欧米では何冊もの本が出版されている(日本では、『ユダヤの告白』で紹介されている)。ここではADLの活動については述べないが、その機関誌「ADLビューレティン」1949年10月号には極めて意味深長な事が書いてある。
同誌によると、1941年、つまり日米開戦の年に一群の教育者が一堂に会し、戦後の教育について話し合い、それを機会に継続的にワークショップを持つようになった。そのワークショップでADLの会員を講師として研究した教育方法が、八年後には全米の教育で採用される事になったというのである(これに関連する事は三橋一夫著『摩天楼物語1』参照)。
別の資料と照らし合わせると、このワークショップの主題は、全米の児童を「洗脳」する計画であった。それを体系づけたのが、日本の教育界ではよく知られる米国の教育学者ジョン・デューイの教育理論であり、それを支えたのが「行動心理学」だった。この動きと密接な関係があるのが、NTL(米国訓練研究所)の活動である。同所で「人間関係」(ヒューマン・リレーションズ)と呼んでいることこそ、洗脳訓練の事であった。
端的に言えば、洗脳は児童から始める。ADLは、その主張と方法を推進し、それを米国の公教育が採用した。ADLは米国の洗脳教育の立役者だったわけである。更に言えば、そういう米国の教育(反道徳教育、共産主義教育)を戦後の日本はほぼ全面的に採用した。戦後教育とは洗脳教育であった。そういう土壌の果てに、オウム事件が起こったのである。
暗黒のオウムを生んだ私達 玉野市 松本真麻(38歳)
(「週刊文春」平成7年6月22日号「とうでん川柳倶楽部」より)
●洗脳の原理は支配の原理である事を記した旧ソ連の教科書
ところで、洗脳とは支配の原理である事を述べた教科書がある。旧ソ連共産党が出した『洗脳 BRAIN WASHING』という60頁程の小冊子だ(未邦訳)。これは、1930年代米国共産党に籍を置いていたケネス・ゴフが暴露した文書である。ゴフによると、1936年頃レーニン大学の米国人学生(共産党員)を対象とした講義で使った教科書で、ソ連の秘密警察の長官だったベリアが序文を書いている。この教科書には副題が付いている。『精神政治学統合ロシア教本 A Synthesis of the Russian Textbook on Psychopolitics』である(「サイコポリティックス」を「精神政治学」と訳すのは適当かどうかは分からないが、ここではそう訳しておく)。この本の執筆者は、精神政治学を「個人・団体組織等々を支配し、”心的治療”を通じて敵を征服する科学と技術」と定義している。自己開発講座やニューエイジ宗教でよく使われる「ヒーリング healing(治療)」という言葉は、実は”洗脳”用語の一つだったのだ。
ソ連共産党が、世界の共産党員の中核分子に、洗脳についての秘儀を伝授したの(日本共産党も含む!忍)は、半世紀も前の事だった。だが、マインドコントロール等という言葉がなかっただけの事で、この小さな本が展開している人間支配の理論は、数千年前から現代のたった今まで実際に使われ続けている。この理論と技術で無ければ、人間を支配する事は出来ない”奥義”なのである。
「懲罰そのものには報復という意味が全くないわけではないが、それでも、懲罰を受けた人
間に抑制とか服従という考えを強制する事は事実である。
記憶を越えた遠い時代から、支配者は自己の目的達成の為に人民を服従させる必要があり、
その為に懲罰という手段に訴えた。人類史のどんな種族、国家にも例外はない。今日、ロシ
ア文化(ロシアのイワン大帝の政治を思い出して欲しい。何に残酷で無慈悲な政治であった
か。其の政治文化を引き継いだのが、共産主義政治なのである。当時ロシア教会は、何もす
る事が出来なくて、なすままであった!忍)は個々人と大衆を団結させ、服従を強いる確実
で決定的な方法を発展させている。この古来からの手法は現代的に発展させたのが、精神政
治学と呼ばれる理論と技術である」
人間を服従させなくては支配出来ない。服従させるには懲罰を使うのが、人類史始まって以来の支配の鉄則である・・・・この理論は、次のような人間観を土台にする。
「基本的に、人間は動物である。文明という上着を被った動物である。人間は、環境の恐怖
から身を守る為に、群を作った動物である」
●『洗脳』教科書が強調する”麻薬”と”監禁”
人間は動物であり、人間に霊的な者を認めてはならない(故に神の存在を認めてはならない。いかに悪魔の言葉か!忍)という事を、『洗脳』は強調する。『洗脳』の人間観は日本ではSF作家として知られているH・G・ウェルズのそれと共通する。ウェルズは、人間が他の動物と異なるのは、脳が発達しているという点であり、脳に何を入力するかで人間は変わると考えた。動物である人間を管理する(コントロールする)には、どうしたらいいか(この言葉は動物を蔑視する言葉である。人間は大宇宙自然の生物の1種である。動物との共存共栄の道を探るのが神の法である!忍)。この教科書が高く評価している事の一つは、有名なソ連の学者バブロフの「条件反射理論」である。
更に『洗脳』は、人間の構造の生態、欲望に従って活動する経済組織としての人間、国家を構成する要素としての人間、忠誠とか服従の問題、刺激に反応する人間の特性、衝撃とそれに対する忍耐度等々を考察し、論じていく(神の愛の問題は、一切無視されている!忍)。
細かい事は省くが、この教科書が非常に強調しているのが、”麻薬”と”監禁”である。麻薬に関しては、資本主義国の共産党員は麻薬を使った懲罰と服従を知らな過ぎると批判めいた勧告までしている(此の内容は、植民地時代の英国の統治方式である!忍)。当時の「麻薬」とは主にアヘンを指しているが、半世紀の間に米国のCIAがテストした麻薬だけでも140種類にのぼると言われる程、麻薬は長足の進歩(?)を遂げた。
日本の厚生省は国連のWHO(世界保健機構)にせっつかれて、モルヒネの使用量を「先進国なみに」増やすように、製薬メーカー・病院に行政指導しているのは、地球全てを麻薬漬けにする目的なのだろうか。
監禁に関しては、独房と精神病院の活用を強調している(これが強制収容所に繋がる!忍)。人間は「群をつくる動物」なのだから、群から切り離す事が有効な懲罰の手段となる。オウムの監禁は、この理論によれば、當しく適切であるという事になる(この二つは神が最も忌みじ嫌う内容である!忍)。
●洗脳理論の行きつく先は”ワン・ワールド(世界支配)”か?
この『洗脳』教科書が述べている理論は、単に人間の心を破壊してしまう技術の範囲に留まっていない。洗脳理論=精神政治学である。
教科書の筆者は、人体そのものが政治組織であると見る。病気というのは、人体のある器官や組織が「不服従」である状態と見る(如何に支配欲を望んでいるのか。調和という考えが一切ない!忍)。「不服従」とは「反乱」である。それが高じると、死に至る。国家の中に反乱分子がいて、力をつけてくれば、国家は死滅する。だから、不服従分子は、見つけ次第、根絶しなければならないとなる。
教科書の筆者は、同じ論理で地球・世界を観察する。世界は個人の集合体である。世界は色々の人種や国家という器官を持っている。その中の一部でも「不適合」であれば、世界は破壊に至る。現状では、各国・各民族が「不服従」で勝手な事をやっているから、世界は破滅せざるを得ない。だから、「従順な」人間による”世界規模の国家”を作らなければならない・・・。即ち、世界統一政府(ワン・ワールド)をつくる以外には、人類が地球上に生き残る方法がないという。
その為に、地球上に存在する様々な国家を全部潰す事が不可欠となり、そこまで持っていく方法論を展開したのが「精神政治学」であり「洗脳」理論だった。
●「暴力」によって維持される世界統一政府の「秩序」
こういう「洗脳」理論を実行して、世界中の国という国を潰し、世界統一政府(神を否定した政府)を樹立したとしよう。その世界統一政府(ワン・ワールド)でも、やはり洗脳は行わなければならず、一国ではなく世界を一つにしての強力な洗脳が必要となる。もはや一人と雖も、お目こぼしは許されない。
百年も前に、世界統一政府樹立を宣言した『シオンのプロトコール(ユダヤ長老悪魔の議定書)』は、明確に懲罰による支配を宣告している。
「我々は容赦なく不服従というものを根絶する」(プロトコール1)
「悪い本能をもった人間の数は、善い人間のかずを遥かに凌ぐ・・・彼等を統治するには、
学者ふぜいの論議によってではなく、暴力とテロリズムによって達成するのが、最良の方
法である」(同)
「我々から生れる者、それは全てを巻き込んでいく恐怖である。(中略)我々は、彼等が
心底から我等に服従し、素直に我等の国際的超政権を受け入れるまでは、平和を与えるわ
けには行かない」(プロトコール9)
「我々の専制は一分の隙もない独裁である(それ故に大量虐殺である!忍)」(プロトコ
ール5)
「我々は新たに法律によって、国民の政治生命全てを手加減する事なく律しようと思う。
我々の法律は、ゴイム(非ユダヤ人)が許してきた寛大とか特典とかを一つずつ全部取り
潰すだろう。如何なる時も如何なる場所でも、行動や言葉で我等に盾突くゴイム一人残ら
ず一掃する立場で臨み、専制という事の強力さを遺憾なく発揮するのが、我が王国(ダビ
デ悪魔王国!忍)の特徴である」(同)
オウムが暴れて秩序が維持されなくなると、警察・公安は使える法律を全部使って容疑者を逮捕する。現在は一般人は秩序維持の為には止むを得ないと考えて黙って見ているが、警察が強力な暴力であることは誰の目にも明らかである。
『洗脳』理論の「懲罰」と「服従」とは、一共産党内の事ではない。宗教団体から国家まで、「秩序」と「暴力」とが”二重”の規範になっている事を、様々と見せてくれたのが、オーム事件だった。
●プロトコールの監視(スパイ)制度を利用したオウム
オウムは、その秩序を維持する為の構造がピラミッド型になっている。頭領は「法皇」の「真理の御魂 神聖麻原彰晃尊師」である。その下に「出家」、その下に出家していない在家信徒を含む一般信徒がいる。オウム信徒以外は「外道」即ち獣である。ハルマゲドンで助かるのは、オウム信徒のみである。多かれ少なかれ、宗教集団は類似の形を取っている。そして、常に頭領が”絶対”である。
此の構造は、世界統一政府(ワン・ワールド)でも同じである。トップは世界王である。その下に「エリート」集団がいる。その他の人間は、世界統一政府の奴隷に過ぎない。オウムの信徒は、核攻撃に備えてシェルターに避難し、「水中都市」を建設して住む構想を持っていたが、世界統一政府の世界王と世界官僚秀才は、地球滅亡のさいには大挙して他の惑星に移住する構想を抱いていると言われる。
命令・指示は、必ず”絶対”であるトップから下る。学校で一人の教師が一クラスを受け持つ場合、子供達を親しく教育出来るのは、せいぜい15人〜20人までと云われている。教団ましてや世界国家ともなると、とても頭領が一人で管理するには、目が行き届かない。秩序からはみ出す者には警察が取り締まるが、はみ出す前に取り締まりたい。オウムには「目安箱」制が行われていた。麻原教祖への直接密告が奨励されていたが、世界統一政府(ワン・ワールド)では密告を制度化・義務化する。
「我々の計画では、我々の臣民の三人に一人が、国家への無料奉仕義務として他の
二人を監視する。かくてこの様にスパイは恥ずべき事ではなく、評価すべき事なの
である」(プロトコール17)
オウムだけではない。一般市民が、オウム事件を通じて、相互監視を始めたのである。電車の網棚に新聞紙の包みがあれば「もしかしたら・・・」と疑ってみ、公衆トイレの中に瓶が置いてあれば「ひょっとしたら・・・」と怪しみ、他府県ナンバーの車が何台も駐車していると、「何かあるのでは・・」と不審がる。オウムのお陰で、ヨガ教室が胡散臭く思われ、「オーム」という名が付く電気店が怪しまれる。国民の間に、こんなにも”不信”の念がはびこった事はなかった。日本人は知らず知らずの内に、世界統一政府(ワン・ワールド)の世界へ1歩引きずり込まれている。
後に見るように、オウムも統一協会もエホバの証人もSGI(創価学会)も、表と裏との二つの論理を持っている。オウムの場合、よく知られているのは「ポア」である。魂を抜くという意味に使われる「ポア」は、殺すことを意味する。地下鉄サリン事件を実行した林郁夫が、麻原に報告に行ったとき、教祖は実行者の事はねぎらわず「世間はオウムのせいだというだろうが、ポアされて良かったね」といったという。教団外に向かっては「慈悲を」といい、教団内では「真理(オウム)と尊師に逆らう者は殺してよい。それが功徳になる」と説く。
少女タレントの安達祐美に送りつけた郵便物爆弾は、彼女が出演した番組で中島みゆきが歌った主題歌が、オウム脱会者の説得のバックグラウンド・ミュージックに使われている為の報復だった。オウムに対する宗教法人法による解散請求に理解がある青島幸夫東京都知事にも郵便物爆弾を送りつけた。
●「マルコポーロ」事件で明らかになったSWC(ユダヤ団体)の二重構造
余談になるが、「マルコポーロ」事件の後の平成7年5月24日、文藝春秋西館地下一階ホールで「SWCセミナー」が開かれた。SWCとはサイモン・ウィーゼンタール・センター、つまり「マルコポーロ」誌を廃刊に追い込んだユダヤ人・人権擁護団体である。米国の黒人人気歌手マイケル・ジャクソンの新作アルバム「ヒストリー」の中に、ユダヤ人差別歌詞があると抗議した事で、またまた有名(?)になっているSWCである。
文春の社員約130人を集めたこのセミナーに、SWC側からはA・クーパー師、D・ランデス師、A・バリッツァー博士の三人が講師として参加した。非公式だったこのセミナーの内容は、「週刊現代」がスッパ抜いて詳しく報道した(「週刊現代」平成7年7月8日号)。
このセミナーでは「元『マルコポーロ』編集部員の一人」が「編集生活18年で私が学んだ事は、言論には言論で対抗する事、間違っても暴力や言論以外の力で対抗するべきではない」といい、「(SWCの)そのような卑劣で恥ずべき行為こそファシズムを招き第二のアウシュビッツに繋がるのではないか」と質問した。それに対するSWCのバリッツアー博士の答は、こうだった。
「(SWCの圧力を暴力というなら)暴力は必ずしも恥ではない。アメリカでは
日常茶飯事のことです。アメリカの独立はポストン・ティーパーティ(茶会事件
=1773年)でのボイコットから始まりました。アメリカではこの様な圧力は
道徳にかなっており、質疑応答と同じくらい正しい行為とみられています」
一般には”悪”とされる事が、自分達には”善”、その逆に一般には”善”とされる事が自分達には”悪”ーーこういう二重論理が何を元にして作られるかを伺わせるのは、『タルムード』である。(次に引用する『タルムード』の文言は、現在入手出来る阪からはおそらく削ってある。戦前から『タルムード』の新しい阪毎に削除されている箇所が増えている事が、しばしば指摘されている)。
●「二つの民」と二重構造と二重論理に潜むペテン支配構造
「汝等は人類であるが、世界の他の国民は人類にあらずして獣類である」(ババ・メチ
ア、146の6)
「ゴイ[非ユダヤ人]がゴイ若しくはユダヤ人を殺した場合は責めを負わねばならぬが、
ユダヤ人がゴイを殺すも責めは負わず」(トセフタ、アブタ・ザラ、8の5)
「偽善はこの世においては許される。即ち、背神者に対し慇懃になし、彼等を敬い、彼
等に向いて『我汝を愛す』というもよし」(ゲルソン法師)
「ユダヤ人はゴイから奪ってよい。ユダヤ人はゴイから金を騙しとってよい。ゴイは金
を持つべきではなく、持てば神の名において不名誉となるだろう」(シュルハン・アル
ーフ、コーゼン・ハミズバット、348)
「拾得物をゴイに返却せんと思うは罪なり」(モシェー・バル・マエモン)
「アクム[非ユダヤ人]に対しては詐欺は成立せず。然れどもアクムにしてユダヤ人を
欺ける時は、詐欺せる所のものを我等(ユダヤ人)の法律に従って返さざるべからず」
(シュルハン・アルーフ、第三卷正義の盾)
これらは、二重論理の古典である。この論理を成り立たせる為には、世界には二種類の人間がいることを前提とする。優秀な人間(支配する人間)と劣等の人間(支配される人間)と。この二種類をどうやって決めるのか。投票なんかではない。自分達で勝手に決めて、「二つの民」をつくるのである。
オウムで云えば、「尊師」をトップとする出家信者が前者に、外道(非信徒)が後者にあたる。社会で云えば、エリートと大衆である。前者は後者に対しては何をやってもいいという、二重構造と二重論理である。