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政府与党が危なくなると決まって出てくるこの話題。
もうこの件について疑いを持つ人間は完全に気違いか朝鮮人扱いですが、
いまだによく理解できません。
・なぜ一般人を拉致したのか？
北朝鮮が（北朝鮮に限らず、米国なども…）日本に各種の諜報網や
工作網を持っていることは間違いありません。
特に北朝鮮は、人材きわめて豊富のはずです。
だのになぜ、要人でも科学者でも技術者でも一般人を、わざわざ、
あんなに手の込んだやり方で、拉致したのでしょう。
まだ教育の可能性のある若い人（それでも、朝鮮人でも日本人でも
協力者は探せたでしょう…）だけならまだしも、とても工作員や
その教官には使えなさそうな人もリストに入ってるようです。（教育
や職業的に、日本人として、あまり十分な能力がなさそう…そういう
人には「身寄りがないので拉致でいなくなっても誰も騒がないから」と
いう説明がなされてますが。）
一般には「狂った国家だから」といえば通るようですが、狂っていても
狂ったなりに国家理性はあって、目的合理性のない行動をすると考える
のは、早計です。（他の点で、彼の国は彼の国なりに、極めてしたたかに
生存しており、その点では、現･日本政府以上に理性的といえるかも。）
他の「ならず者国家」でも、たとえば拉致のデパートのようなアメリカや
イスラエル、英国、旧ソ連などにしても、科学者や亡命者などを狙うことは
あっても、一般人などそう拉致するものではないでしょう。
恐怖を与える（テロ）なら、もっと目立たなくては意味がありません。
普通の日本人にまぎれたいなら、もう絶対にわからないだけ同化した人々が
何万人もいます。
スパイやテロリスト速成教育のレベルなどではありません。
拉致は本当に存在したのか、あったなら、それは一般に強固に信じられている
ようなものだったのかどうか、あるいは、北朝鮮単独ではなくて、たとえば
日本の公安なんかも協力していなかったかどうか…
この辺が理解できないと、通説には身を任せられません。
・なぜ、ケロッと認めたか。で、なぜ、それを信じたか？
否定したり隠したりしたことになっていますが、なぜ、簡単に認めたの
でそうか。で、なぜ、それを簡単に信じたのでしょうか？
「ならず者国家」だというなら、「ウソツキの言うことはウソかも」と、
眉につばをつけて聞くものではないでしょうか。
本物の「ならず者国家」が、瀬戸際をやるのだったら、手出しが出来ない
ことを見越した上で、やってなくても「ああ、やりましたが、何か？」
くらい、平気で言うようにも思えます。
（特に日本だと、アメリカ911のような微弱でもカウンターバランスさえも
ない社会なので、マスヒステリー誘発でたやすく社会を変質させることが
可能…で、実際、そうなった。）
・アメリカに陳情に行ってどうする？
アメリカ自体が拉致のデパートなんだから、頼んでも聞いてくれるわけ
ないじゃないですか。この件に直接噛んでる可能性だってあるわけだし。
（傀儡政府援護、改憲、基地容認、武器輸出、日本国内不満分子平定など）
もちろん、これは、仕組んでる人脈からして、政治的意図でしょうけど。
・政局のたびごとに出てくる問題
政局でなければ、どうでもいい問題なのか？
時にはタイミングよく北朝鮮側からの話題提供サービスまであるように
見えますが、この辺、日朝でつるんでやいませんか？
「現にいなくなっている」「北朝鮮がやったといっている」だけでは、どうも
納得できません。拉致があっても、日本政府の協力や、依頼（！）があるよう
なら、話はまた違ってきます。
上記の論点は、拉致がまだ「疑惑」だった頃からある論点ですが、ちゃんと
解決されていないように思えます。
こうしたものに、いずれの陣営にも等距離の懐疑主義をとる立場から、何か
まとまった考察を加えているものは、ないでしょうか？
調べても、もう埋没してしまっているか、北朝鮮の手先という烙印を押されて
処理されているものしかないように見えます。
（日本語ではダメで、外国語ソースを探さなければならないかも。英国や
フランスあたりの政治･外交的に海千山千の国だと、何かありそうですが、さて。）
もはや政府に反対の人々でも、この問題は鵜呑みにして話さなければ、国民に
相手にされないか、バッシングで潰される状況ですが、そこまで行って大丈夫
なのでしょうか？？
お心当たりの方、ご教示いただければ幸いです。
- スーパーノートを調べていたら、こんなのがありました。参考まで… mei 2008/7/09 02:23:12
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