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(回答先: Re: NECは、国産OSだよ>いずれにしても、NECの戦略が国産PCを失わせたのです。 投稿者 考察者K 日時 2008 年 4 月 16 日 22:11:05)
>たしかにV30なるCUPはありましたが、基本的に互換性のある
CUPにすぎません。
>シャープはBIOSレベルで国産だったでしょう。
>初代のクリーンコンピュータMZ−80にはじまり、X68000まで国産OSです。
其れは違う。V30になると、中身が違う。だから最初は訴えられたが、中身のCPU内部の回路が違うから最終的には勝ったみたいですが。そして、V50,60なると全く違うCPUに変身しているし、更に今はV850で動いているし、更にスーパーコンでも独自のCPUを作っている。其れは高いから買わないのである。
>最初の御三家の日立が脱落し、富士通が加入して8ビット競争から、
>16ビットに移行する過程で、NEC、富士通、シャープのさらに、
>他のメーカも含めて「日本での技術開発協力体制が必要だった」と
>Kは主張しているのです。
>シャープはHumanDOSもあったし、sx-windowsは当時でwindows95並の
>操作性を実現していた。
>ハッキリ言って、現在の日本のソフト界を支えているプログラマーは
>「シャープ製のPC使用者が多い」
>それは、シャープが日本のPC文化を「ユーザーと共に築こう」と
>したからでしょう。
>mz-80、x-1、x68000の歴史の中で「世界初」という称号もかなり多い。
それは違うでしょう。シャープの場合は余り見当たらない。TK−80を売ったNECがボードコンピュータで勝ったから、PC−8800等の技術集成が、工業などに使われた実績があった。世界初の意味は全く無い。何故ならば、お金を出せば、ヒトクラス上のワークステーションがあったからである。今でもNECの場合は、お金を出せば独自のスパコンまで開発されているからである。そういう値段体制で、企業経営を守ったのである。
>シャープのOSやBIOSを無償公開するような姿勢に比べ、
>NECの利益重視主義のエプソン訴訟は非常に対照的と言えるでしょう。
>それでも、PC9821の開発を中止した段階では「日本でのシェアは、まだまだ頑張れるく>らいはあった。」
BIOS等は、最初はVXまで売り込みは、基本的にハード回路も公開していたし、更にBIOSは本等で公開していたのである。ハードを直接制御が出来たのがPC−9801シリーズであった。シャープはそこまで公開していない。NECは公開していたから、他の会社がエプソンが真似て作る事が出来たのである。ボードコンピューターレベルでは、エプソンだけではなく、コーテック等も互換のマザーボードを作っていたのが真実であるからだ。そうやって皆でPC−9821シリーズを高めていたのである。エプソンだけが、ボードコンピュータ以外に、パソコン本体全て互換を持たせたから、そのBIOSが吸い取られて動かしていたのではないかということで訴訟を受けたのである。エプソンがBIOSをソースを自分で作って互換機を作れば、それほど問題にはならなかったが。
今でもNECは、PC−9801シリーズのBIOSに対してうるさいのであるが。ドルコムの掲示板を見れば分かる内容だが。自分はBIOS開発機だと最初から思っているから、CPUを押さえる事だけを大切にすればよいと考えているが。今は、ふるさくても。完全PC−9821シリーズはNECは商品から全てを捨てた現実を見れば、新しい最新のCPUを載せたマザーボードを作ってBIOSを其の会社が作ってWINDOWSを載せればよいと考えているが。商売放棄したのがNECだからこそ、チャンスが出来るのでは。
>Kなどは「発売され続ける限りはPC9821を使おうと思っていた。」
>しかし、その期待を裏切って「NECが日本のPC文化に幕をおろした。」のです。
>まあ、当時のx68000とpc9800ではマシンポテンシャルの差は歴然だったのに「日本の国>民はpc9800を選んだ」のですから、全ては「日本人の自己責任」とも言えるでしょう。
>愚民の集まりと言うことです。
マシンポテンシャルを考えれば、PC−9821シリーズは早いよ。だから、MSDOS、Windowsは、わざと遅くを作っているのである。新しい機械を買わせる為に。
プログラムを作れば、10MHZは、直接ハード的にPC−98シリーズが制御できるから、1ステップは、10n(ナノ)Sであるの。これが、ハードウェアを直接制御できる時間であると。MSDOSは、タイマを呼び出しても1ミリSが最高でしょう。PC−9821シリーズでプログラムを作る時、基本的にハードウェアを直接制御してプログラムを作ったのである。特にMSDOSの場合は。ハードウェアで直接制御するプログラムを作れば200MHzでも結構早いスピードでプログラムを作る事が出来るが。基本的な制御ならば、これで十分なCPUであるが。200MhzでRISCCPUならば、大体1ステップで命令が動くから、1ステップで5ナノセカンドで動かす事が出来る。こういうハードから制御してプログラムを作ったのがPC−9821シリーズであり、だからこそ、そのハード制御の上での互換のマザボードで制御をやらされれば、絶対に太刀打ち出来ないのである。
だから、PC−9821シリーズのマザボードで、新しいCPUを乗り換えて、ハード的制御で守る必要がある。これだと安全性が高められるのである。ハード回路の互換性が全く無いから、安全性が向上しているのであると。