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(回答先: 産経、容疑者とは親友の仲だったのに…被害男性の弟首ひねる、全く思い当たるふしがない、兄は『いいやつだ』と言っていた。 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2007 年 12 月 15 日 17:40:42)
佐世保・乱射事件 自殺の道連れ/仲間に疎外感
12月15日16時52分配信 産経新聞
2人が死亡、6人が重軽傷を負った長崎・佐世保乱射事件は当初の「無差別乱射」から「特定の個人を狙った犯行」との見方も浮上してきた。関係者によると、馬込容疑者は、射殺された漁具製造業、藤本勇司さん(36)と小中高時代の同級生で、犯行の前日にも藤本さんの自宅を訪れていたという。
佐世保署の調べや関係者によると、馬込容疑者は事件当日、スポーツクラブに友人男性3人を呼び出していた。藤本さんはその一人で、「ジムの無料券を持っている。来ないか」と誘われていたという。藤本さんは1人でクラブへ行き、馬込容疑者に「オス」と声を掛けた途端に撃たれたという。
他に呼び出された友人も中高などの同級生だったとみられ、馬込容疑者は事件前日の13日に「あす、友人3人を見学させたい」とクラブに申し込んでいたという。
藤本さんの弟(34)によると、馬込容疑者は週に1度は食事をしに藤本さん宅を訪問したり、一緒に釣りに出かけたりしていた。事件前日の13日も、藤本さん宅を訪れ、2人は昼食をともにしたという。
弟は「学生時代よりは、社会人になってから親しさが増したようだ。兄は馬込容疑者のことを『いいやつだ』『親友だ』と言っていた。その相手に、こんなひどい殺され方をするとは…」。
一方、もう一人の犠牲者となった水泳インストラクター、倉本舞衣さん(26)も馬込容疑者とは面識があった。ただ、同じクラブに通う男性は「特に好意をもっているようには見えなかった」と話していた。
福島章・上智大名誉教授(犯罪心理学)は「馬込容疑者は仕事や生活でストレスを抱え、自殺願望から他人を道連れにしようと考えたのではないか。教会に逃げたのは自らの魂を救ってくれる場所だと思ったのだろう」と推測。
また、『紅楼夢の殺人』などの著書がある推理作家の芦辺拓さんは「顔見知りが集まる場所を現場に選んだ犯人に、他人への共感を持てない心が空っぽになった人間の暴走を感じる。スポーツクラブや仲間に疎外感を感じ、爆発したのかもしれない。動機を探るのは難しく、私たちの理解を超えた“モンスター”のようだ」と話した。
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最終更新:12月15日17時5分