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顧客預金2300万を着服 百五銀行係長、懲戒解雇(東京新聞)
2007年11月29日 19時06分
百五銀行(津市)は29日、支店の渉外係の男性係長(38)が顧客の預金計約2300万円を着服したとして、同日までに懲戒解雇し、役員ら関係者約30人を報酬カットなどの処分にしたと発表した。
同行の調査に対し、係長は「遊興費や消費者金融の返済に充てた」と着服を認め、全額を弁済したという。
同行の説明によると、係長は1997年6月から2006年2月にかけ、勤務先の2支店で20数回にわたり着服。顧客4人と1法人が被害にあっており、入金を頼まれた現金をそのまま着服したり、出金用に預かっていた印鑑で勝手に口座から金を引き出していた。
ことし8月末に顧客の1人から「02年に預けた金が通帳に記載されていない」と電話があり、社内調査の結果、判明したという。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007112990190630.html