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文書偽造で元検事に有罪 告訴を無断取り下げ(東京新聞)
2007年11月20日 16時48分
強制わいせつ容疑の告訴を取り下げる文書を本人に無断で作り、不起訴処分にしたとして、有印私文書偽造・同行使と虚偽公文書作成・同行使の罪に問われた元東京地検検事斎藤諭被告(40)に東京地裁は20日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
登石郁朗裁判長は、長期間未済だった事件を異動前に処理しなければと思い詰め、犯行に及んだと指摘。「動機は短絡的。告訴人が問い合わせなければ事件が放置され、公共の利益や告訴人の権利を損ないかねなかった。検察官の社会的信用を脅かした」とした。
その上で「犯行時の精神状態は相当程度不安定だった」などと執行猶予を付けた理由を述べた。
判決によると、斎藤被告は東京地検刑事部所属だった今年3月、担当の強制わいせつ事件で、告訴人の女性名を勝手に記入し、同姓の印鑑を押して告訴取り下げ書を偽造。虚偽の不起訴裁定書を作り、上司に提出した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007112001000391.html