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(回答先: 伊賀市総務部長を逮捕=知人から540万円詐取(時事通信社) 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 10 月 20 日 19:51:25)
伊賀市総務部長を逮捕 540万円を詐取容疑(中日新聞)
2007年10月21日 朝刊
◆「納税必要」知人に偽る
三重県警捜査二課と伊賀署は二十日、知人から約五百四十万円をだまし取ったとして、詐欺と有印公文書偽造・同行使の疑いで、同県伊賀市上野忍町、同市総務部長の長谷川正俊容疑者(59)を逮捕した。大筋で容疑を認めている。県警は同日、市役所と長谷川容疑者の自宅を家宅捜索した。
調べでは、長谷川容疑者は旧上野市税務課長だった二〇〇一年十二月下旬と〇二年三月中旬、市内の知人の男性会社社長(49)から、自宅を新築して土地の名義変更をする時の税金の控除手続きについて相談を受けた際、「贈与税を納める必要がある。私が手続きをしてやる」とうそをつき、現金計約五百四十万円を詐取した疑い。
長谷川容疑者は「(納めた税金は)いずれ全額還付される」と男性に説明していたが、戻ってこないことを問い詰められると、〇三年七月下旬に百七十万円を返した。その際、還付金があったように見せかけるため市長公印を勝手に押して偽の「支払通知書」を作った疑いも持たれている。税務課には、課長決裁のための市長公印が保管してあった。
現金は男性の妻から、長谷川容疑者の自宅や、公務中に市役所で受け取った。「私的に使った」などと供述しているといい、使途や余罪などを追及している。
長谷川容疑者は、百七十万円を返した後も残りの還付金のことを聞かれると「支払通知が来ない」「手続きが遅れている」などとごまかしていた。今年八月、納税されていないことを知った男性が被害届を出した。
長谷川容疑者は一九七四年に旧上野市に採用され、〇一年四月から〇四年三月まで税務課長。市町村合併で伊賀市になった後は上野支所長や健康福祉部長を務め、今年四月に事務方トップの総務部長になった。
▽税務のエキスパート
総務部長逮捕を受けて会見した三重県伊賀市の今岡睦之市長は長谷川正俊容疑者について「俗に言う“役所仕事”をする人物ではない。私の指示にも素早く対応していた」と有能さを強調。「まさかのまさか。(逮捕は)普段の仕事ぶりからは想像できない」と驚きを隠さなかった。
旧上野市時代から三十年以上、一緒に仕事をしてきたという市の幹部は「(長谷川容疑者は)民間会社から市役所に入った。税務と管財の担当が長く、この分野のエキスパート。法令も熟知して議会の答弁でもてきぱきこなした」と仕事ぶりを振り返る。「毎晩飲み会に顔を出すくらい酒は好きだし、ブランド品を身に着けていたが、大金をつぎ込んでいるような話は聞いていない」と逮捕が信じられない様子だった。
近所の住民も「(長谷川容疑者は)気さくないい人」と口をそろえるが、長谷川容疑者とつきあいがあった市内の男性(55)は「いい人だったが、高級外車を購入したり服や持ち物にも金をかけるなど生活は派手だった。金に困っていたと思う」と話した。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007102102057962.html