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事件は壮大な虚構…「監禁王子」懲役14年(ZAKZAK)
女性4人を相次いで監禁し傷害を負わせたとして、監禁致傷と傷害などの罪に問われた「監禁王子」こと小林(現姓石島)泰剛被告(26、写真)の判決公判が19日、東京地裁であり、高橋徹裁判長は「女性の精神に深刻な障害を負わせ、悪質」として、懲役14年(求刑懲役15年)を言い渡した。
判決で高橋裁判長は「女性が望んで服従した」とする小林被告の供述を
「理解し難く、信用性に乏しい」と退けた。
判決によると、小林被告は2003年から04年にかけ、当時17歳から23歳の女性4人を自宅やホテルに監禁。暴行を加え、心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの傷害を負わせた。
公判には毎回、カラフルなブレザーなど派手な服装で出廷した。この日は上下とも真っ白なスーツに、赤いセーター姿。長い髪をたびたび振り払いながら、被告人席に着いた。証言台で実刑を宣告されても表情を変えることはなく、裁判長をにらみ付けるようにして聞き入った。
被告人席に戻ると、机にひじを付き、左手で口やあごを隠すポーズ。「責任を自覚し、罪の償いをしてほしい」と最後に説諭されても、うなずくことはなかった。
小林被告はこれまでの公判で、「何を言っても許されると思っている」「(被害は)しょせんは自己申告」と被害者を非難する言動を繰り返し少女向け小説を被告人席で読みふけるなど風変わりな振る舞いも目立った。「事件は壮大な虚構。何のいわれもなく裁判にかけられた」。最終意見陳述では小説を引用しながら、改めて潔白を訴えていた。
ZAKZAK 2007/10/19
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_10/t2007101932_all.html