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年金横領で指名手配、小倉南社保事務所元係長を逮捕(読売新聞)
国民年金の保険加入者から徴収した保険料約30万円を着服したとして、福岡県警から業務上横領容疑で全国に指名手配されていた小倉南社会保険事務所(北九州市小倉南区)の元係長、北川勝久容疑者(37)が8日、熊本市内の風俗店で従業員として働いているところを福岡県警の捜査員に発見され、同容疑で逮捕された。
社保庁職員による年金横領問題では、8月末に就任した舛添厚生労働相が「盗っ人は最後の一人まで探し出す」などと繰り返し発言。問題化して以降、初めての逮捕者になった。
調べによると、北川容疑者は同事務所で国民年金保険料の徴収業務をしていた2006年2〜5月、加入者7人の自宅を訪問。同事務所の金庫から盗み取った領収証を加入者に渡し、現金を受け取る手口で、7人から徴収した保険料計100万5900円を着服したとして昨年12月、福岡社会保険事務局が告訴していた。県警は容疑が固まった2人分約30万円分について、北川容疑者を逮捕した。容疑を認めている。
北川容疑者は、犯行が発覚する前の06年7月に依願退職しており、その後、保険料が未納扱いになっていた加入者が、北川容疑者の印鑑が押された領収証を持っていたため着服がわかった。北川容疑者は消費者金融に借金があったという。
被害額については親族が返済しているが、同事務所は「在職中に発覚していれば、懲戒免職で退職金は支払われなかった」としており、北川容疑者に退職金の返還も求める方針。
(2007年10月8日19時15分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20071008i211.htm?from=navr