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「サッカーできない体にしてやる」 神村学園部長が体罰(中日新聞)
2007年9月16日 朝刊
全国高校サッカー選手権で、昨年度ベスト4に輝いた神村学園高等部(鹿児島県いちき串木野市)で八月、男子サッカー部の部長(28)が一年生チーム主将の男子生徒(16)に対し「サッカーをできない体にしてやる」と言って、太ももを約二十回ける体罰を加えていたことが分かった。学校側は体罰を認め保護者に謝罪、部長は同月三十一日付で依願退職した。
同学園によると、一年生チーム二十人は八月十六日から十九日まで種子島に遠征。部長が一人で同行し指導していた。十六日夕、グラウンドの隅で「練習の雰囲気が悪いのは主将の責任。サッカーをできない体にしてやる」などと言って、男子生徒の左右の太ももをけりつけたという。
部長は「チームとしてうまく育っていないことに焦っていた。学年の主将としてうまくチームを盛り上げてほしかった」などと話している。
同学園の神村裕之校長(48)は「部長は、兄貴的な存在として生徒から慕われていただけに驚いている。体罰を受けた生徒の精神的なケアに力を入れたい」と話している。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007091602049161.html
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