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盗みで処分の巡査に退職金 埼玉県警、事件化はせず【中日新聞】
2007年9月13日 19時26分
埼玉県警の警察署に勤務する男性巡査(24)が、交番の同僚警察官の財布から現金を盗んだとして、8月に本部長訓戒の処分を受け依願退職していたことが13日、分かった。県警は同僚が被害届を出さなかったことなどを理由に窃盗容疑で事件化せず、巡査には退職金が支払われていた。
不祥事を起こした警察官への退職金支給をめぐっては、警視庁の巡査長がストーカー行為の末に女性を射殺、拳銃自殺した事件で市民から疑問の声が相次ぎ、警視庁が巡査長の遺族の意向で支給を取りやめたばかり。
埼玉県警によると、巡査は5月中旬から7月上旬にかけて数回にわたり、勤務中に交番内で同僚警察官の財布から計数万円を抜き取って盗んだ。同僚から相談を受けた上司が問い詰めたところ、
巡査は「いたずら目的で金は返すつもりだった」と説明し全額を返済。同僚は被害届を出さなかった。
(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007091301000635.html
(コメント)
「いたずら目的で金は返すつもりだった」という巡査には
「人間性に問題がある」と同時に、
「公職に対する”適切な意識”が欠如している」と云わざるを得ないでしょう。
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