熊本市職員１００万円収賄 容疑で逮捕 下水道工事入札で便宜【西日本新聞】
熊本県警は８日、熊本市発注の下水道工事の入札をめぐり便宜を図ったとして、収賄の疑いで同市清水東町、同市土木部土木管理課主任技師林田康容疑者（３４）を、贈賄の疑いで同市海路口町、新豊建設社長豊田武志容疑者（３４）を逮捕した。
調べでは、林田容疑者は２００５年２月１８日に行われた下水道工事の一般競争入札（予定価格７４４０万円）に絡み、自ら積算した最低制限価格（５６２３万円）を入札前に豊田容疑者に教え、謝礼として現金１００万円を同市内の駐車場で受け取った疑い。
林田容疑者は０１年４月‐０５年３月、同市下水道建設課工事第一係技師として市発注工事にかかわる設計や価格の積算などを担当。同入札には業者２６社が参加し、新豊建設は最低制限価格と同額で落札していた。
県警によると、事件の工事と同じ日に入札があり、別の会社が落札した下水道関係工事８件のうち４件が、最低制限価格と落札額が同じだったという。
＝2007/09/09付 西日本新聞朝刊＝ 2007年09月09日01時32分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20070909/20070909_001.shtml
市職員を加重収賄で逮捕＝最低価格漏らし業者から現金−熊本県警
【時事通信社】2007/09/08-23:30
下水道工事の最低制限価格を業者に漏らし、見返りに現金１００万円を業者から受け取ったとして、熊本県警捜査二課などは８日、加重収賄容疑で熊本市土木管理課主任技師林田康容疑者（３４）＝同市清水東町＝を、贈賄容疑で建設会社社長豊田武志容疑者（３４）＝同市海路口町＝をそれぞれ逮捕した。
調べによると、林田容疑者は２００５年２月、同市発注の下水道工事の一般競争入札で、豊田容疑者に最低制限価格を教え、見返りとして１００万円を受け取った疑い。
入札には２６社が参加し、豊田容疑者の会社が同価格と１円単位まで同額の５６２２万９４００円で落札した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007090800436
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