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10000冊万引男逮捕・名古屋南署 金欲しさに2年間【中日新聞】
2007年8月31日 夕刊
書店で本を万引しては、リサイクルショップに持ち込んで換金を繰り返していた男が、名古屋・南署に窃盗の疑いで逮捕、送検された。この二年間に週二回ぐらいの割合で、名古屋市と近郊の書店から計約一万冊を盗み、被害総額は一千万円前後に上る見通し。リサイクルショップでの換金率は販売価格の10%前後とみられ、男は「遊興費ほしさに盗んだ」と供述しているという。
男は、愛知県七宝町の会社員東晴洋容疑者(37)。調べでは、東容疑者は十六日午前十時ごろから十一時十五分ごろにかけ、名古屋市南区豊田のショッピングセンター内にある書店から、本十二冊(販売価格計一万六千二百七十五円)を盗んだ疑い。
東容疑者がリサイクルショップに盗んだとみられる本六十九冊を持ち込み、不審に思った同ショップからの通報で、事件が発覚した。
書店の開店直後か閉店間際、店員が少ない時間帯を狙って、真新しい本を五冊ぐらい右手でつかんでは、ジャンパー内側の左脇に本を抱えて書店から盗み出す手口で、車を乗り付けた駐車場と書店との間を数回往復していたらしい。
東容疑者はリサイクルショップで偽名を使っており、これまでの調べで、名古屋市中川、北両区のリサイクルショップで計約千冊を換金していたことが確認されている。
http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2007083102045374.html
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