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運転士が居眠り 列車500メートル後退 JR東海道線島田−金谷間
【中日新聞】2007年8月22日
島田市のJR東海道線島田−金谷駅間で8日未明、下り貨物列車(27両編成)の男性運転士(53)が運転中に居眠りをしたため、列車が減速停止、その後、約500メートルも後退し、後続列車が遅れるトラブルがあったことが21日、分かった。
JR貨物東海支社によると、8日午前2時5分ごろ、宇都宮貨物ターミナル発大阪貨物ターミナル行き下り貨物列車が、大井川鉄橋を渡って上り坂にさしかかった地点で停止し、さらに約500メートル逆戻りした。
後続の寝台急行列車は、貨物列車の接近で線路上の信号が赤色になったため停車していたが、運転士が数分後に目覚めてブレーキをかけて貨物列車を停止させた時には急行列車の前方約220メートルまで迫っていた。
支社は「目覚めていなければ衝突していた可能性がある」としている。
運転士が居眠りで握っていた加速用のレバーの手を緩めたため、自然に減速して停止したとみられる。運転士は約十分後に運転指令の許可を得ずに運転を再開していた。
運転士は静岡駅から運転を交代したばかりだったが、「乗務前に仮眠を取ったが寝苦しく、2時間ほどしか眠れなかった」などと話し、当初は後退したことを覚えていなかったという。
支社は「事情聴取に時間がかかり公表が遅れた」と陳謝し、近く運転士を処分するとしている。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20070822/CK2007082202042981.html
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