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□脂肪吸引で重傷女性放置、中国人エステティシャンが出国 [産経新聞]
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脂肪吸引で重傷女性放置、中国人エステティシャンが出国
8月11日19時51分配信 産経新聞
≪警視庁、国際手配も検討≫
東京・池袋で7月、脂肪吸引手術を受けて腹をけがした女性が路上に放置されていた事件で、手術をした30代の中国籍の女が事件当日、成田空港から中国に出国していたことが10日、警視庁の調べで分かった。女は東京の中国人社会では有名なエステティシャンといい、無許可で、複数の中国人エステ店を“地下病院”にし、手術を繰り返していたとみられる。警視庁は傷害などの疑いで捜査、女の国際手配も検討する。
経済発展が著しく、五輪を控えた中国では、女性の美容意識が高まっており、特に、日本に不法滞在する飲食業や風俗で働く女性の間で美容整形の需要は高いとされる。
池袋署の調べでは、女は7月19日午後、豊島区池袋の雑居ビルのエステ店で、30代の中国籍の女性の腹を1センチ切った上に脂肪を溶かすための薬品を体内に注入、脂肪吸引手術をしたとみられる。
薬品を注入した時点で女性が痛みを訴えたことから手術を中断、中国人のエステ店従業員が救急車を要請し、女は女性を抱えて現場のビル下の路上まで連れて行ったが、騒ぎになり女性を置き去りにして逃げ、同日午後には、成田空港から中国に出国したという。
女性は別の病院に運ばれたが、皮膚の約30%が壊死(えし)するなどし、全治3カ月の重傷を負い、現在も入院中だという。
同署は傷害容疑でエステ店を捜索、店内から脂肪吸引に使ったとみられる機具や薬品類を押収した。店ぐるみでの無許可の手術とみて捜査したが、その後の調べで、女が場所だけを借りていたことが判明。また、女が東京の中国人社会では、有名なエステティシャンとされ、女性は口コミで手術を受けていた。女は別の複数の中国人エステ店などでも部屋を借りて、脂肪吸引をしていたといい、同署は、医師法違反(無許可診療)の疑いもあるとみて調べている。
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【用語解説】脂肪吸引
腹部や二の腕などの余分な脂肪を吸い出すもので、肥満に悩む中高年の女性を中心に人気の美容外科のひとつ。穴の開いた吸引棒を挿入し、棒を前後に動かして穴に吸い込まれた脂肪を吸引する。手術は30分から1時間半ほどだが、症例を多くこなしてきた医師でなければ、難しいとされる。
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最終更新:8月11日19時51分