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□緒方元長官、六本木の地上げで資金難…総連だます動機か [読売新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070805-00000101-yom-soci
緒方元長官、六本木の地上げで資金難…総連だます動機か
8月5日3時5分配信 読売新聞
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地・建物を巡る詐欺事件で、元公安調査庁長官の緒方重威(しげたけ)被告(73)らが朝鮮総連と取引を進めていたのとほぼ同時期に、東京・六本木のビルにある部屋の買収交渉で資金調達の必要に迫られていたことが、関係者の話で分かった。
東京地検特捜部では、朝鮮総連から4億8400万円をだまし取った動機の一つとみて、拘置期限の7日の起訴に向け、事件の背景についても解明を進めている。
このビルは、6棟の建物からなる通称「TSKビル」(土地面積約3800平方メートル)。オープンから30年以上たち、老朽化が目立つが、六本木ヒルズと東京ミッドタウンのほぼ中間に位置し、再開発の手が及んでいない一等地にある。
最終更新:8月5日3時5分
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□<総連詐欺>元長官らの物件資料明らかに 出資者探しに利用 [毎日新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070803-00000009-mai-soci
<総連詐欺>元長官らの物件資料明らかに 出資者探しに利用
8月3日3時4分配信 毎日新聞
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部を巡る詐欺事件で、毎日新聞は元公安調査庁長官、緒方重威(しげたけ)容疑者(73)らが本部売却に絡む出資者探しに使った不動産物件資料のコピーを入手した。今年4月、不動産仲介業者に持ち込まれたもので、いったん30億円で買い取った不動産を総連側が35億円で買い戻す仕組み。事件の原点といえる体裁になっている。
■「緒方色」前面に
資料は4月23日、資金調達役の河江浩司被告(42)が業者に持ち込んだ。A4判ファイルで、表紙をめくると元長官の経歴書が現れる。「平成5年7月、公安調査庁長官」「平成8年6月、広島高等検察庁検事長」などとあり、最後に退官後、監査役を務めていた4社の社名を記載。肩書を最大限に利用しようとする意図がうかがえる。
「買戻特約付売買契約書(案)」には▽売買代金30億円▽5年後35億円で買い戻す▽家賃相当額として毎年3億円を前払いする(計5回)――との条件が書かれている。
千代田都税事務所から総連あてに届いた06年度の「固定資産税・都市計画税決定通知書」もあり、これを基に土地・建物の合計評価額を約31億円と算出。別に06年3月15日付の鑑定評価書も付され、34億4600万円と評価していた。
■条件変更
わずか4日後、河江被告から業者に条件変更を伝えるファクスが送りつけられ▽売買代金35億円▽5年後の買い戻し額は42億円▽家賃相当額として毎年3億5000万円を払う(計4回)――とあった。買い戻してもらえば20億円のもうけだった4日前の計画より、1億円利益が増える。しかし、家賃が前払いから後払いに変更され、危険性も増していた。
河江被告はその後「近々総連の重要な会議があるので、それまでに仮契約を」と泣きついたが、業者は急な条件変更に不信感を覚え5月24日、最終的に断った。
緒方元長官らは2日後、航空ベンチャー会社社長(41)にも出資を拒否されたが、そのまま総連側と契約を締結。その契約内容は、4月27日のファクスとは買い取り額や家賃相当額といった個々の金額は異なるが、5年後に買い戻し、その際に買い主(元長官側)が21億円の利益を得るという大枠では同じだった。
最終更新:8月3日3時10分
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