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□渋谷の薬物摘発、77人逮捕=外国人密売幹部や日本人客−販売地区は拡散・警視庁 [時事通信]
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渋谷の薬物摘発、77人逮捕=外国人密売幹部や日本人客−販売地区は拡散・警視庁
7月26日12時33分配信 時事通信
東京・渋谷で覚せい剤を密売していたなどとして、警視庁組織犯罪対策5課と渋谷署は26日までに、覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡など)の疑いで、オランダ国籍で住所不詳、無職キヨマース・シミヤリ容疑者(44)を逮捕した。
同課などは昨年9月から渋谷地区の取り締まりを強化。同容疑者を含めイラン人ら密売人5人と、日本人66人を含む客72人を逮捕したという。
密売拠点の品川区のマンションなどから、覚せい剤や大麻、コカイン、MDMAなどを押収。末端価格約1435万円分に上っている。
同容疑者は「3月ごろから密売を始めた」と供述。携帯電話で注文を受け、渋谷の路上で譲渡しており、同容疑者はイラン人らの密売組織の幹部で、同課などは解明を進めている。
調べによると、シミヤリ容疑者は3月14日午後1時45分ごろ、渋谷区東の路上で、無職の男(28)に覚せい剤4袋を6万円で譲渡した疑い。
今月12日午後4時45分ごろ、品川区平塚の路上や密売拠点である近くのマンション1室で、覚せい剤231袋、大麻150袋などを所持していた。
逮捕された日本人は19歳から60代で、学生や会社員、主婦、介護士、飲食店経営者らがいた。密売場所は渋谷センター街から、恵比寿や代官山地区に拡散しているという。
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最終更新:7月26日12時53分