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(回答先: 一家?5人が死亡 三重、未明に民家全焼 [産経新聞] 投稿者 white 日時 2007 年 7 月 23 日 22:25:13)
□ 恐怖、真っ赤な火柱 民家火事5遺体 祖父は地元の名士 [産経新聞]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070723-00000090-san-soci&kz=soci
恐怖、真っ赤な火柱 民家火事5遺体 祖父は地元の名士
7月23日15時51分配信 産経新聞
静かな田園地帯に大きな火柱が上がった。家族と見られる5人の遺体が見つかった三重県多気町の住宅火災。燃えたのは平成3年まで同町の収入役などを務めた無職、真澄稔さん(82)方。母屋が全焼し、屋根瓦が抜け落ちた。火が消し止められた後も現場には焦げ臭いにおいが漂い、消防隊員らが必死の捜索を続けた。近くの住民は「地元の名士だったのに…」と驚きを隠せない様子だった。
◇
火災が発生したのは午前4時30分。まだ薄暗い田園地帯に、突然大きなサイレンが鳴り響き、眠っていた付近の住民を大きな不安に陥れた。火柱は屋根の上まで上がり、駆けつけた住民らは、炎の勢いに息をのんだ。
火事を通報した近所の男性は「最初は煙が出ているのに気付いたが、すぐに2階から大きな火柱が上がった。5〜10メートルぐらい上がっていたようだ。家の中の人に知らせようとしたが、とても火の勢いが強くてどうしようもなかった」と、興奮した様子で話した。
また、隣家の高齢の女性は「寝ていたら、パンパンと大きな音がしたので目が覚めた。そのうちに消防車が駆けつけ、表に出ると2階から大きな火柱が立っていて、とても怖かった」。火柱は2階から出ており、「風向きが反対だったので、類焼はまぬかれた。また反対側も少し離れていたので燃えなかった」と、恐怖が癒えない様子だった。
消火活動を手伝った近所の男性会社員は「消防団の放水ポンプで水をかけたが、火の勢いは止まらなかった」と残念そうに話した。
稔さんは多気町の収入役や教育長を務め、最近でも地域のまとめ役になるなど人望が厚かった。稔さんをよく知る同地区の自治会長、清水泰治さん(60)は「とても精力的な人で、区長を務めるなど地域のまとめ役だった。家族ぐるみでボランティアをするなど、地域の発展に貢献していたのに…」。
稔さんの妻、静さん(77)は花作りや農作業をこまめにして、近所でも働きものとして知られていた。近くに住む高齢の女性は「ついこの間、カーネーションの球根をもらったばかり。近所つきあいも良く、明るくいい人だった」と話す。
静さんは日本舞踊のサークルに参加しており、火災の報を聞き、駆けつけた仲間の西田恵美子さん(74)は「踊り好きないい人でした。とても親切な方でした」と、涙をこらえるようにして話した。
また、幸宏さん(28)の会社の上司と同僚の男性(29)も、火事を知り、急いで現場に駆けつけた。同僚の男性は「仕事が終わった時に『お疲れ』と言って、ビールを渡してくれたのが最後になった。職場のムードメーカーで、みんなを元気にしてくれる人だった」と、唇をかみしめていた。
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最終更新:7月23日16時56分
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