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http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20070720k0000e040075000c.html
元オウム:横山被告の死刑確定へ 地下鉄サリン散布役で初
地下鉄サリン事件で殺人罪などに問われ、1、2審で死刑判決を受けた元オウム真理教幹部、横山真人被告(43)の上告審で、最高裁第2小法廷(中川了滋裁判長)は20日、被告側上告を棄却する判決を言い渡した。小法廷は「不特定多数の市民を攻撃した極めて反社会性の強い犯行だ」と指摘した。同事件のサリン散布役では、初めて死刑が確定する。
弁護側は「被告がサリンをまいた路線で死者は出ておらず刑は重過ぎる」と死刑回避を主張したが、小法廷は「死者がなかったことを考慮しても死刑はやむを得ない」と退けた。
1、2審判決によると、横山被告は松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(52)らと共謀し95年3月20日朝、地下鉄丸ノ内線など3路線でサリンを散布し計12人を殺害。横山被告が散布した丸ノ内線は唯一死者がなかったが、4人がサリン中毒にかかった。94〜95年には、小銃1000丁製造を計画し1丁を完成させた。
一連のオウム事件で死刑が確定するのは、岡崎一明(46)、松本両死刑囚に次いで3人目となる。【高倉友彰】
毎日新聞 2007年7月20日 16時00分 (最終更新時間 7月20日 16時12分)