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□謎の人骨迷宮入り/捜査進まず「無縁仏」に [沖縄タイムス]
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200707181300_09.html
2007年7月18日(水) 朝刊 29面
謎の人骨迷宮入り/捜査進まず「無縁仏」に
糸満市阿波根のガマでプラスチック製のケースなどに入れられ、放置されていた多数の人骨について、市は十七日までに無縁仏として引き取った。頭がい骨だけで約百二十柱あり、琉球大医学部の鑑定で死後四十年以上たっていることが分かった。糸満署がガマ付近の門中墓の関係者らに聞き込みをするなど捜査を続けてきたが、今のところ墓荒らしや持ち主につながる情報はなく、真相は謎に包まれたままだ。
市生活環境課によると、人骨は弾痕や損傷がなく、ほぼ原形をとどめていることから、戦没者の可能性は低く、土葬されたとみられる。
骨が見つかった場合、警察が事件や事故の有無を調べ、戦没者や古代人の可能性があれば、県福祉・援護課や各市町村の教育委員会に対応が引き継がれる。
今回のケースは、遺族や容疑者の情報が全く得られず、同署から骨を引き取った市の男性職員三人が五月下旬、無縁仏として同市内にある市所有の墓に納めたという。
人骨は昨年九月、墓参りに訪れた地元住民が発見。頭部や胴体の骨がプラスチック製の容器やビニール袋などに整然と入れられていた。